Hello!
元料理人のTAKUMA(@TAKUMA43330075)です。
飲食業界は特に転職する人が多い業種と言われていますが、私も過去に5回ほど飲食店を点々と渡り歩いた経験があります。
飲食の仕事は長時間労働の割にあまり貰えるお給料は良くないというイメージが強く、ブラック企業も多いことから避ける方も多いですが、経験者から言わせると場所にもよりますね。
今回はそんな調理関係の人たちが転職する方法やおすすめの転職エージェント、その選び方等を詳しく私の経験も交えて解説していきますので、是非とも参考にしてみて下さい。
<この記事はこんな人におすすめ>
- 既に調理経験者で転職を考えている方
- 未経験の方で飲食で働こうかと考えている方
- 調理人におすすめの転職エージェントについて知りたい方
目次
料理人が転職する主な理由

調理人の多くが転職する理由として挙げるのは、以下の5つの項目が多いですね。
- 飲食店が好きだから
- スキルアップのため
- 将来独立するための勉強
- 経験を生かしたい
- 給与・待遇のアップ
特に「料理することが好きだから」「飲食店が好きだから」といった理由で、未経験から転職する方も多く、逆に経験者の場合は「スキルアップ」を求めている方が多い傾向です。
飲食関係で長年働く人の多くは、(ゆくゆくは、自分の店を持ちたい)と思っている人が多いため、転職理由としてはスキルアップや給与・待遇の良さを求めます。
中には、学生で小遣い稼ぎのためにバイトとして、飲食店で働いている人も多いですが、そういった方はその後も飲食店で働くといったことは稀ですね。
料理人が転職するメリットとデメリット

料理人が転職するメリットとデメリットについて、分かりやすく書き出してみました。
転職する際は心理的に追い込まれている状態に近いため、メリットだけに目がいきがちですが、しっかりとデメリットに把握しておきましょう。
転職した後に(こんなはずじゃなかった…)となっては遅いので。
料理人が転職するメリット
料理人が転職するメリットは大きく分けて、4つあります。
- キャリアアップに繋がる
- 貰える給料が上がる
- 人脈が増える
- 自分の市場価値が分かる
以下から詳しくそれぞれ解説していきますね。
転職するメリット①:キャリアアップに繋がる
有名な料理人の多くが、様々な現場で仕事をしています。
料理人が転職する理由の一つとして、キャリアアップがあがりますが手に職を持っている事が料理人の強みでもあるため、今まで勤めていたお店が多いとそれだけ場数を踏んできた人と判断されやすいんですね。
また、お店によっては中華だったり、フレンチだったり、日本食だったりと扱っているメニューが違うわけです。
そういった他ジャンルのお店で働く事により、あなたの料理の幅も広がっていくんですね。
転職するメリット②:貰える給料が上がる
ある程度一つのお店で経験を積んだ方は、転職することでもっと良いポジションで働ける可能性があります。
重要なポジションで働く事により、あなたが貰える給料も増えていく訳ですね。
今の給料に満足していない方は、是非とも転職して給料アップを狙いましょう。
転職するメリット③:人脈が増える
料理人にとって「人脈」はとても大事です。
特に将来的に自分のお店を持つ予定の方は、広い人脈があると自分が困った時に相談したりしやすいですね。
転職する事で、より良い人脈を広げることが出来ます。
転職するメリット④:自分の市場価値が分かる
転職エージェントを利用して、プロのキャリアコンサルタントに相談すると、あなたの市場価値を明確に診断してくれます。
これまでにどんな職場でどのような業務を行ってきたのかしっかりとヒアリングした後に、あなたに合った案件を提示してくれるので、安心して利用できますよ。
また、自分の市場価値を把握する事により、自分にどんなスキルや知識が足りないのか明確に知ることが出来ます。
料理人が転職するデメリット
調理人が転職するデメリットとしては、大きく分けて2つです。
- ブラック企業へ転職してしまう可能性もある
- 人間関係を再構築しないといけない
転職する際に誰もが気になるのが、職場の人間関係ですよね。
新しい職場にはどんな人がいるのか、自分でもやっていけるのかどうかかなり気になると思いますが、こればかりは飛び込んでみない事には分かり得ないので仕方がありません。
不安な方は、一度お店にお客さんとして視察に行ってみて、実際に働いているスタッフを観察してみましょう。
転職するデメリット①:ブラック企業へ転職してしまう可能性もある
転職するともしかしたら、(ブラック企業かも知れない…)といった不安もあるかも知れません。
どれだけ事前にホワイトな企業でとても働きやすいと言われていても、実際に働いてみないと分からないことは大変多いです。
大多数の人が良いと言っていても、自分が合うかどうかは実際に働いてみないと分かりませんので、そう考えるとどれだけ良い転職先でもリスクは伴いますよね。
転職するデメリット②:人間関係を再構築しないといけない
転職すると当たり前ですが、人間関係は0から構築しないといけません。
知っている人が一人でもいれば良いですが、そのような事が毎回ある訳はないので最初は人間関係のストレスを感じやすいと思います。
段々と打ち解けて相手の事が分かってくるまでは、多少なりとも人間関係によるストレスは覚悟しておかなければいけませんね。
料理人が転職する方法

料理人が転職する方法としては、4つあります。
- 転職エージェント
- 個人店や企業への直接売り込み
- 料理学校からの紹介
- 知人や友人からの紹介
多くの人は転職エージェント等を利用して次の職探しをしているのですが、料理人の場合は「知人や友達からの紹介」が多いですね。
料理学校を卒業された方は、学校を通して転職する場合が多いですが料理学校へ通っていない人は、上司の紹介等が多い傾向です。
転職先の探し方は人それぞれなので、まずは自分が希望する条件のお店があるかどうか、また自分の市場価値がどれくらいなのか推し量る為にも、転職エージェントを利用することをおすすめします。
料理人の転職エージェントの正しい選び方
まずは転職エージェントの仕組みについて、簡単に説明しますね。

基本的には転職エージェントサイトを利用する方は、無料でサービスを利用できるようになっており、転職先の企業側が転職エージェント側に紹介料を支払う仕組みになっています。
次にその選び方ですね。
料理人の転職エージェントの正しい選び方としては、大きく分けて3つあります。
- 優秀なキャリアコンサルタントが在籍しているか
- 豊富な案件数を扱っているか
- 口コミや評判が良いか
それぞれ大事なことなので、以下から詳しく解説していきますね。
転職サイトの選び方①:優秀なキャリアコンサルタントが在籍しているか
転職エージェントサイトでは、登録すると専属のキャリアコンサルタントが付いてくれます。
そのキャリアコンサルタントとの相性や優秀さ次第で、あなたの転職が成功するか失敗するかかなり左右されるので、出来るだけ優秀なキャリアコンサルタントが在籍している転職エージェントを利用した方が良いですね。
と言っても、こればかりは一度相談してみない事には分かりませんでの、自分が気になった転職エージェントに一度登録してみて、担当のキャリアコンサルタントに相談してみましょう。
転職サイトの選び方②:豊富な案件数を扱っているか
転職エージェントサイトでは、扱っている案件数が異なります。
扱っている案件数が少ないといけないという訳ではないのですが、出来るだけ多くの案件を扱っている方があなたに合った案件も見つかりやすいですよね。
また、キャリアコンサルタントも提案する案件が多い方がサポートしやすいからです。
転職サイトの選び方③:口コミや評判が良いか
転職エージェントサイトを実際に利用した事がある人の口コミや、評判はしっかりとご自身でチェックしてください。
いくら「この転職エージェントサイトが良いですよ!」と書いてあっても、他のサイトでは悪い評判が書かれているかも知れません。
目の前の情報だけを鵜呑みにせずに、必ずどんな情報も自分でリサーチして、事実確認する必要がありますよ。
料理人におすすすめの転職エージェントTOP3!

料理人におすすめの転職エージェントは、数多くの中でも3つに絞られます。
- itk
- エフジョブ
- リクナビnext
それぞれの転職エージェントサイトによって特徴が違うので、以下から詳しく解説していきますね。
その前に飲食業界で働いている人たちの、年齢別の年収について見てみましょう。
厚生労働省の調査によると、20代の男性の平均年収は約243万円。
女性の場合はそれよりも更に低い約227万円となっています。

こうやってみると、普通の会社員や公務員と変わりないぐらいの給料ですね。
ボーナスが年に2回支給されると計算して、だいたい月々に貰える給料が約16〜18万円程度でしょうか。
飲食業界で働く人たちの平均年収を踏まえた上で、自分に合った転職エージェントサイトで条件の良い案件を探してみてくださいね。
おすすめ転職エージェント①:itk

飲食関連の転職エージェントの大手である「itk(アイティーケー)」。
扱っている求人数は業界の中でもダントツで多く、その件数は1万件以上とかなり豊富な上、プロのキャリアプランナーが丁寧に一人一人サポートしてくれます。
itkは首都園(東京)に特化した転職エージェントなので、東京都内で飲食関連の転職先を探している方にはかなりおすすめのサイトです。
また、公開されている案件の特徴としては、20〜30代を対象とした案件が多く、中には年収1,000万円以上の案件もあるようですね。
<こんな人におすすめ>
- 初めて転職エージェントを活用する方
- 豊富な案件を扱っているところが良い方
- 首都園(東京都)で転職しようか悩んでいる方
おすすめ転職エージェント②:エフジョブ

飲食業界特化型の転職エージェント「エフジョブ」。
飲食業界でキャリアアップを考えている方にピッタリの転職エージェントで、サポートしてくれるキャリアコンサルタントも業界に精通している方なので、安心して相談する事ができます。
また、扱っている案件の年齢も20〜40代までとかなり幅広いのも特徴の一つ。
もちろん飲食業界未経験の人にも親切丁寧にサポートしてくれるので、初心者の方でも安心してご利用いただけます。
<こんな人におすすめ>
- 今まで飲食店で働いた事がない方
- キャリアアップを考えている方
- 業界に精通しているキャリアコンサルタントに相談したい方
おすすめ転職エージェント③:リクナビnext

大手企業リクルートが運営する、転職専門エージェントサイト「リクナビnext」。
国内の認知度は文句なしのNo. 1であり、転職するならまずはリクナビnextに登録しないことには始まらない、と言っても過言ではないでしょう。
国内最大級の転職サイトと言われるだけ合って、扱っている案件数も多く、プロのキャリアコンサルタントが丁寧にサポートしてくれます。
<こんな人におすすめ>
- 認知度が高い転職エージェントを利用したい方
- 豊富な案件から選べる方が良い方
- 初めて転職する方
料理人から異業種へ転職したい方は…

料理人から異業種へ転職したい方も、中にはいると思われます。
そういった方もまずは以下の転職エージェントを利用して、自分に合った仕事がないか専属のキャリアコンサルタントに相談してみてください。
キャリアコンサルタントに相談するのは無料で出来るので、一人で悩むよりはプロに相談して一緒に考えてもらった方が良いです。
特に転職に関しては、あなたの人生を大きく左右する事なので、一人で考えるよりも転職エージェントを上手く活用した方が良いのは明白ですね。
料理人の転職に関するよくあるQ&A

料理人の転職に関するよくある質問に関して、その回答を以下に分かりやすくまとめてみました。
- 料理人はどのくらいの期間働いて転職した方が良いですか?
- 転職したいけど中々お世話になっているお店に切り出せません!どうしたら良いですか?
- 料理人の転職には調理師免許はあった方が良いのでしょうか?
- 職場の先輩が怖くて自分で退職できそうにありません…どうしたら良いでしょうか?
- 料理人から他業種へ転職する場合はどの業種がおすすめでしょうか?
それぞれ多くの料理人が悩んでいる事ばかりなので、是非とも参考にしてみてくださいね。
Q1:料理人はどのくらいの期間働いて転職した方が良いですか?
どのくらいで転職しようかと考えている人は大変多いです。
特に長い期間働いて来た方は、辞めどきが分からなくなる場合がありますよね。
そういった時は、お店の人に相談すると引き止められるのがオチなので、一度転職エージェントに登録して、プロのキャリアカウンセラーに相談してみると良いでしょう。
期間等は正直関係なく、あなた自身がもういいかなと感じたら転職すれば良いのです。
<おすすめの転職エージェント>
Q2:転職したいけど中々お世話になっているお店に切り出せません!どうしたら良いですか?
お店側の事情を考えているといつになっても転職出来ないので、そういった方はまずは辞める日時をしっかりと自分で決めてから上司に伝えましょう。
辞める日が決まるとそれに合わせて転職活動も行いやすいので、まずはいつ辞めるか自分で決めてから、お店の人(上司)に伝えることをおすすめします。
もちろん、いきなり明日辞めるのではなく、最低でも3週間先ぐらいにしておきましょう。
そうすれば、お店側も対応しやすいので。
Q3:料理人の転職には調理師免許はあった方が良いのでしょうか?
自分でお店を出す場合は「衛生管理責任者」の資格があれば、「調理師」の資格は必要ありませんが、転職するとなると話は別です。
求人情報にもだいたい(”調理師免許”保持者は優遇します。)と書いてある場合が多いので、持っていて損はない資格といっても過言ではないでしょう。
といっても、必ず持っていないといけないということはないので、安心してくださいね。
Q4:職場の先輩が怖くて自分で退職できそうにありません…どうしたら良いでしょうか?
飲食業界では今も尚、体育会系の縦社会がまかり通っているところが多いです。
そういった職場は、辞めるのにもかなり勇気が入りますよね。
ですが安心してください。最近は、退職代行サービスと言われているとても便利なサービスもあるので、是非とも利用を検討してみて下さい。
Q5:料理人から他業種へ転職する場合はどの業種がおすすめでしょうか?
どこがおすすめとはハッキリと言えませんが、料理人の特徴としてかなり整理整頓が上手いという事が挙げられます。
狭い調理場で毎日衛生面を保つために、綺麗にされていると思いますが、そういった几帳面さが活かせる仕事が良いかもしれませんね。
といっても適性は一人一人違うので、まずは転職エージェントに登録してみてプロのキャリアカウンセラーに相談してみることをおすすめします。
<おすすめの転職エージェント>
料理人は転職で人生を好転させよう!

料理人として働いていると、
- 長時間労働や当たり前
- 給料安くて当たり前
- 上司の命令は絶対服従
などのブラックな企業に当たる事が大変多いです。
ですが、転職の仕方を知っているだけでも(いつでも辞められる)という安心感が湧き、かなりストレス軽減に繋がります。
あなたがブラックだと感じるところで働いているのであれば、そういった選択肢を持つことも大事なことですね。
また、キャリアアップを狙っている方も同様、まずはご紹介した転職エージェントに登録しプロのキャリアコンサルタントに相談してみましょう。