Hello!
元料理人のTAKUMA(@TAKUMA43330075)です。
飲食業界で長年働いていると、誰でも一度は人間関係に悩まされた事があると思います。
正直、人間関係に至っては何処の業種も同じだとは思いますが、その中でも特に飲食業界は人の出入りが激しい業界だと言われています。
今回はそんな飲食業界から抜け出して、新たに異業種で働きたいと考えている方のためにその方法やおすすめの職種等を詳しく解説してみました。
料理人の悩みと退職理由

飲食で働いている人の多くの退職理由としては、
- 長時間労働で安月給だから
- 職場の人間関係に疲れたから
- 過労が原因で身体が故障したから
等が挙げられます。
私自身も初めて飲食業界で働いた時は、大阪の調理学校に通いながら住み込みで勤めていたため、仕事として平日は夜だけでて休日は昼・夜出るといったスタイルでした。
初めのうちはやった事がない事だらけでとても楽しかったのですが、段々とやっていくうちにシェフと折り合いが付かなくなりかなり最後の方は苦痛でしょうがなかったです。
パワハラだなんだという事は日常茶飯事だったため、元自衛隊という事もありある程度は耐えていましたが、最後の方は学校へも行けずに一人で悩んでいた時期もありましたね…。
同じ業種への転職にしても、異業種への転職にしても最初から転職しようと思って入ってくる人はいないので、お店にしても私自身にしても双方に問題があると言えます。
といっても、(辞めたい…)もしくは(転職したい)と感じた時点で何かしらあなたの中に現場に不満があるという事なので、その不満としっかりと向き合い掘り下げてみて原因を追求する事が大事です。
料理人に向いてない人の特徴

料理人に向いていない人の特徴としては、
- 整理整頓が苦手な人
- 朝早いのが苦手な人
- 体育会系的なノリが苦手な人
- 人と接するのが苦手な人
などが挙げられます。
飲食業界では特に元気で明るい人の方が可愛がられるので、普段から声が大きいだとか笑顔が絶えないだとかそういった特徴を持っているだけでも適性はあると思います。
逆に根暗であまり元気が普段からない人などは、相手にされずに職場で干される可能性が高いかもしれませんね。
もちろんお店にもよりますが私の経験上、そういったケースを多くみてきたのでだいたいそうなる可能性が高いです。
元プロレスラーの猪木ではないですが、取り敢えず若いうちは”元気があればなんとかなる!”というのはあながち外れではありません。
もちろん、ある程度歳がいっている人は技術や知識が求められるので、それが備わってないとなると勿論干されます。
料理人におすすめの転職先

料理人におすすめの異業種の転職先としては、
- IT関連
- 介護士
- 事務職
などが挙げられます。
勿論、人にもよりますが「IT関連」などはかなり今後ニーズが高いので、今のうちからIT企業に勤めてある程度実務経験を積み、将来的にはフリーランスとして活動する道も開けるでしょう。
また、「介護士」もこれからの日本にはとても求められる職業であり、少子高齢化社会において益々人材が不足していきます。
最後の「事務職」ですが、こちらはかなり料理人とはイメージが異なり、オフィスワーク的な感じで定時に出勤して定時に帰りたい方向けの職業ですね。
2030年には約45万人以上のIT人材が不足すると言われているので、今のうちからしっかりとスキルと知識を身につけておけば、あなたの市場価値もうなぎのぼりですよ!
料理人から異業種転職する方法

料理人から異業種へ転職する方法は、大きく分けて2つあります。
- 転職エージェントを利用する
- 知り合いや友人からの紹介
大体の人が「転職エージェント」を活用して新しい案件を見つけるのですが、中には知り合いや友人からの紹介で異業種へ転職する方もいるでしょう。
それも良い方法の一つかもしれませんが、個人的にはしっかりと転職エージェントサイトを利用して、転職のプロであるキャリアコンサルタントに相談した方が良いと思います。
転職エージェントサイトには、それぞれ長年利用者の転職をサポートしてきたプロのキャリアコンサルタントが在籍しているので、彼らに相談してから転職先を決めた方がかなり有意義な転職になる可能性が高いです。
転職エージェントとは?
簡単に言ったら、あなたの転職活動を手助けしてくれるサービスになります。
一人で転職活動を行うのは大変なので、転職エージェントがあなたの転職をプロ目線でサポートしてくれるわけですね。
料理人の異業種転職におすすめのエージェントTOP3!

料理人から異業種へ転職する際に是非ともおすすめするエージェントサイトは、以下の3つです。
リクルートエージェント
doda転職エージェント
- マイナビエージェント
どれも大手の転職エージェントサイトであり、中でも多くの方が利用しているエージェントサイトでもあります。
以下からそれぞれの特徴について、詳しく解説して行きますね。
おすすめエージェントサイト①:リクルートエージェント

初めての方でも気軽に利用できるのが「リクルートエージェント」です。
総合的な求人案内をプロのキャリアコンサルタントが行ってくれる上、一回でも二回でも利用する事ができます。
ただ登録しておくだけでも、毎回あなたに合った条件の案件を登録されたメールに通知してくれるので、かなりそれもありがたいですね。
また、サイトの利用画面もとてもシンプルになっているので、初めての方でも簡単に扱う事ができるでしょう。
<こんな人におすすめ>
- 認知度が高く信頼性も高い転職エージェントサイトを利用したい方
- 初めて転職する方もしくは、初めて転職エージェントを利用する方
- サイトが使いやすい方が良い方
おすすめエージェントサイト②:doda転職エージェント

取り扱っている求人の量・質ともに、かなり評価が高い転職エージェントサイト「doda転職エージェント」。
“転職活動をするなら初めに登録しておきたいサイト”と呼ばれるぐらい、とても有名な転職サイトで、対応エリアも全国各地全てカバーしているので自分が好きなところで働くことも可能です。
また、dodaの扱っている案件の特徴としては主に
- IT
- 通信
- 営業
- 企画系
の案件が多いので、それらの業種で働きたい方には大変おすすめの転職エージェントだと言えますね。
<こんな人におすすめ>
- 相談から内定までトータルサポートしてくれるところが良い方
- より多くの求人案件から選びたい方
- 初めて転職活動を行う方
おすすめエージェントサイト③:マイナビエージェント

転職サイトといえば、“マイナビ”をイメージする方も多いのではないでしょうか。
大手企業であるマイナビは、最近は転職エージェント事業の方をかなり力を入れて取り組んでおり、第二新卒や20代の転職にはかなりおすすめのサービスです。
公開している案件の特徴としては優良な中小企業がかなり多く、“職業紹介優良事業者認定マーク”を取得しているので、ブラック企業を紹介される事はまずありません。
また、サービス自体は無制限で受けられるので、他の転職エージェントサイトのような3ヶ月で終了といった事もなく、安心してじっくりと活用する事ができます。
<こんな人におすすめ>
- サポートがとにかく充実している方が良い方
- 初めて転職エージェントサイトを利用する方
- “職業紹介優良事業者認定マーク”を取得しているところが良い方
転職エージェント登録から利用までの流れ

転職エージェントサイトを初めて利用する方は、だいたい以下のような流れで進んでいきますので、是非とも覚えておいてくださいね。
- 気になる転職エージェントに登録→転職支援サービスの申し込みを行う
- キャリアアドバイザーとの面談日程を決める
- キャリアアドバイザーと面談(相談)する
- 相談内容をもとに求人紹介→書類添削→面接対策を練る
- 気になる企業へ応募→書類選考→面接を行う
- 新しい会社から内定を貰う→今の会社の退職交渉→新しい会社へ入社
料理人が異業種転職する際によくあるQ&A

料理人が異業種へ転職する際によくある質問について、以下にまとめてみました。
- 料理人です。28歳から異業種への転職は遅いですか?
- 料理人として長年働いていますがモチベーションが保てなくなりました…
- 30代で異業種への転職は厳しいでしょうか?
- 将来はお店を持とうと考えていますが、異業種の経験も必要でしょうか?
- キャリアアップの為に異業種へ転職を考えています!どこがおすすめですか?
それぞれの質問に対して詳しく回答していますので、是非とも参考にしてみて下さいね。
Q1:料理人です。28歳から異業種への転職は遅いですか?
転職エージェントサイトには、30代向けの案件も豊富にあるので一度キャリアアドバイザーに相談する事をお勧めします。
勿論、業種によっては未経験で現時点で28歳だと難しい場合もあるかと思われますが、まずは相談してみない事には何とも言えないので、一人で悩むよりはまずは相談した方が良いですね。
<おすすめの転職エージェント>
リクルートエージェント
doda転職エージェント
- マイナビエージェント
Q2:料理人として長年働いていますがモチベーションが保てなくなりました…
モチベーションが保てないという今の現状を考えると、あなたの「目標」設定がしっかりと出来ておらず、ただ毎日無意識に業務としてこなしているからに他なりません。
何をやるにしても、「目標」設定が定まってないと目の前の仕事にもやる気は出ませんし、仕事へのモチベーションも上がらないでしょう。
そうならないようにするためには、まずは目標を設定もしくは再確認して
- なぜ自分がここで働いているのか
- なぜ今この業務を行っているのか
- 自分が目標を達成するためには何が必要なのか
などを深掘りして、追求する事が大事です。
それらの回答が目標達成のために、繋がっているのであれば良いのですがそうでない場合は、思い切って転職等も考えても良いかもしれませんね。
Q3:40代で異業種への転職は厳しいでしょうか?
40代未経験だとかなり厳しくなりますが、それでも可能性は0ではありません。
転職エージェントのキャリアアドバイザーに、一度相談してみる事をおすすめしますが、40代の方を対象としている案件は正直少ないので、あまり業種は選べないかもしれませんね。
それでも行動してみない事には、可能性は上がらないのでまずは前向きに行動あるのみです。
Q4:将来はお店を持とうと考えていますが、異業種の経験も必要でしょうか?
調理の経験がある方であればある程、お店を持つという夢の実現には可能性があるとは思いますが、中には全く調理の経験もないのに開業している方もおられます。
あなたがどのようなお店を行いたいのかにもよりますが、フレンチのお店だったらフランス料理の調理技術と知識が必要ですし、日本食のお店だったら日本料理の調理技術と知識が必要になるでしょう。
また、カフェであればフリードリンク制にして、フリースペースとして場所代だけを徴収する形にすれば調理のスキル等は必要ありませんよね。
このように、やりたいお店のスタイルやコンセプトに合わせて、求められるスキルや知識は変わってくるので、一概に異業種の経験が必要ないかまたは必要であるかなどは、判別がつきにくいのが結論です。
Q5:キャリアアップの為に異業種へ転職を考えています!どこがおすすめですか?
キャリアアップを考えるのであれば、個人的には前述した通り「IT関連」がおすすめです。
30代の方だとちょっと難しいかもしれませんが、それでもIT人材はかなり不足しているため就職出来る確率は他の業種よりも高い方です。
また、その後のキャリアプラン等も立てやすいので是非とも気になる方は、一度転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみて下さいね。
料理人は異業種への転職も視野に入れておこう!

料理人として日々仕事を行なっていると、あまりにも多忙過ぎて目の前の事に捉われがちになり、他の業界の事やトレンド等に疎くなってしまう傾向があります。
そうならないで良いように、しっかりと今の職場を退職しても他の業種でも働ける選択肢を持つ事が大切ですね。
持っているカードが少ないと生きづらい世の中なので、自分の可能性を広げるためにも異業種への転職も視野に入れながら検討してみてはいかがでしょうか。
この記事があなたの今後の人生の参考になりましたら、幸いです。