こんにちは!フリーランス歴、来年で3年目となりますTAKUMAです。
今まで公務員だったため、税金やお金に関しての知識が全くなく国民健康保険や国民年金などの仕組みなどイマイチ理解していない状態でフリーランスとして独立しました。
しかし、この本を読んでフリーランスに大切な基本的な税金やお金に関する知識がサクッと漫画で分かりやすく身についたので、今回はみなさんにも是非とも知って頂きたいと思い書評としてご紹介いたします。
この本の特徴
- フリーランスに必要な、税金に関する基本知識が身につく
- 漫画で描いてあるので、分かりやすい
- 筆者自身もフリーランスなので、自身の体験を元に書いてある
フリーランスにとっての税金とは?

フリーランスになって初めの頃は、とにかく確定申告のためにレシートや領収書は控えておく必要があると考え全てとっていたことを思い出します。
その行為自体が具体的に何の役に立つのか、当時は分からなかったのですがそんな初歩的なことに関してもこの本にはしっかりと分かりやすく解説してありました。
また、フリーランスとして独立して稼ぎがあまりにも多くなり、節税対策の意味を込めて法人化する方も沢山いますが、法人に関してもしっかりと税金の捉え方や対策の仕方など丁寧に説明されています。
〈法人化の目的と目安〉
目安は、年間売上高600万円以上。
法人化の目的は、以下の3つ!
・節税
・営業のため
・かっこいい(肩書きが社長)— TAKUMA@年末はバリ島ノマド (@TAKUMA43330075) 2018年11月21日
法人に関しては、まだまだ筆者自身には遠い話ですが税金は一応、国民の三大義務に数えられているものなので基本だけでも理解しておく必要があります。
国民の三大義務とは?
- 納税の義務
- 労働の義務
- 教育の義務
確定申告と住民税の関係性

住民税に関しては、筆者自身も公務員を退職した後その年は高額な金額を支払った覚えがあります。
住民税に関しては、会社員であれば給料から勝手に天引きされているので意識していない方は多いかもしれませんが、フリーランスになると支払いの通知がダイレクトに届くので最初はその請求額を見て「は!?」といった感じになるかも知れません。
このあたりに関しても、本書にしっかりと分かりやすく明記してあります。
また、住民税の支払い額は前年度の確定申告の所得によるので、確定申告についてもしっかりと理解してお必要がありますね。
特にフリーランスは、会社員と比べて信用度が低いので確定申告をしておかないと、クレジットカードなどは作れなくなってしまいます。
クレジットカードを作るために、前年度の確定申告書の写しが必要だといわれ、サクッとプリントアウトして送ったら、今度は税務署の印鑑がないと突き返された…
基本、e-Taxで申告しているので(そんなんねーよ)と思って税務署に問い合わせたら、案の定「渡せません」の一点張り。
面倒臭いから、諦めた— TAKUMA@年末はバリ島ノマド (@TAKUMA43330075) 2018年11月21日
フリーランに大事な国民健康保険と国民年金

会社に雇われていると、支払っている意識が弱く感じてしまう健康保険と年金。
フリーランスになると、健康保険と年金の切り替えをしなければいけなくなので、会社員と違い支払いも自身に降りかかってきます。
健康保険 | 年金 | |
会社員 | 社会保険 | 厚生年金・共済年金 |
フリーランス | 国民健康保険 | 国民年金 |
国民健康保険って、フリーランスは家族や配偶者の扶養にはいると、支払額「0」円ってしってた?
〈条件〉
・年収130万円未満かつ、扶養に入っている人の年収2分の1未満
・被保険者が三親等以内であること#国民健康保険— TAKUMA@年末はバリ島ノマド (@TAKUMA43330075) 2018年11月18日
健康保険と年金についても、しっかりとフリーランスの方は理解していないと会社員に比べて老後が不利になったり、病院で保険証が使えなかったりしますので要注意です。
この辺りもしっかりと、本書には分かりやすく漫画で説明されています。
フリーランスの節税対策とセーフティーネット

フリーランスになると何かと会社員や公務員に比べて不利と感じてしまいがちですが、フリーランスのためのお得な積み立てや年金制度のサービスもしっかりとあります。
〈フリーランスの老後の備え〉
・資産運用したい方は、「iDeCo」
・貯金感覚でやるなら、「小規模企業共済」— TAKUMA@年末はバリ島ノマド (@TAKUMA43330075) 2018年11月21日
この辺りは知っている人と知らない人で、得する人損する人が分かれてきますのでしっかりと勉強しておくことが大事です。
小規模企業共済に関しては、とても利回りが良いので個人的にも大変おすすめの商品ですね。
急に収入が増えてしまった人は
・イデコ 月6.8万円
・小規模企業共済 月7万円
・経営セーフティ共済 月20万円
・じぶん積立(生命保険) 月1万円
・ふるさと納税 α
計 34.8+α万円
以上の約35万円をぶち込んでキャッシュを残さないようにしましょう。払うべき税金を減らせます。— 付利意雷布亜?1代目 (@freelifer1) 2018年11月21日
合わせて節税対策にもなるので、本書を通して理解を深めることをお勧めしますね。
まとめ:フリーランスは税金についてしっかりと勉強しよう!

フリーランスにこれからなる方も、今現在そうである方も税金についてはしっかりと理解しておかないと後で痛い目にあい兼ねません。
会社員の方や公務員の方ではあれば、それほど意識していないくても勝手に会社や国がやってくれるかも知れませんが、国民の三大義務でもある「税金」に関しては基本的な知識だけでも理解しておくべきですね。
是非ともこの機会に漫画で分かりやすく、税金やお金について学んでみてはいかがでしょうか。