どーも!
TAKUMA(@TAKUMA43330075)です!
皆さんは、全国各地にある若手農家さんたちがJAの元に集う「JA青年部」と言われる組織について、ご存知でしょうか?
今回は、僕が地元「佐賀県」で所属しているJA青年部活動についてご紹介したいと思います。
「JA青年部」ってどんな組織なの?

まずは、どのような組織なのか?
というところから、わかりやすく説明しますね。
一応、JAが定めている文章としては以下のような感じです。
農業をよりどころとして、豊かな地域社会を築くことを目的に昭和29年に設立された組織です。
全国で約6万人を構成員としている団体で、日本農業の担い手・中核者となるもので、おおむね20歳から45歳までの青年層が中心となった組織です。
引用元:http://www.ja-youth.jp
わかりやすく言いますと、地域のこれからを担う若手農家の集まりといった感じです。
「農家って体育会系のノリなんじゃないの?」
とよく思われがちですが、僕が所属している地元の青年部はそんなこともなくフラットな感じです。
みなさん、個性的で面白い方ばかりですよ^ ^
「JA青年部」ってどんな活動をしているの?

日本全国にあるこの組織は、基本的には年間を通してどこも以下のような活動をしています。
- 地域農業の振興と社会の発展
- 消費者との連携
- 良質・安全な農畜産物の供給(JA農業まつり、各種イベントにおける活動)
- JAに対する提言
- 広報活動(農業・農村の魅力を地域住民に伝える運動)
- 食農教育活動(子供たちへの農作業体験学習など収穫の喜びを伝える運動)
- 仲間づくり
- 学習活動(営業感覚の優れた担い手となるよう農業経営に関する研修会等)
引用元:http://www.ja-youth.jp
こちらも、地域によって活動内容は若干違ったりします。
僕の地元のJA青年部が行っている活動内容についてご紹介!

僕の所属している「佐賀県」のJA青年部では、年間を通して以下のような活動内容を行っています。
モデル園の管理・栽培

毎年、青年部のメンバーで地元の方に農地をお借りして「みかん」と「玉ねぎ」の管理・栽培を行ってます。
モデル園とは、メンバーみんなで管理してる農地のことですね^ ^
主な目的としては、若手農家さんの育成と部会の運営費を稼ぐためです。
玉ねぎの栽培

メンバー全員で、11月にマルチシートを貼っていきます。
実際に、長年玉ねぎの栽培を行なわれている先輩農家さん(部会員)から指導してもらいながら、作業を行ってます。
若手の方は、とても勉強になりますね!
また基本的に、作業は4つのグループに分けて行ったり、全員で行ったりと作業内容に合わせて作業をするようにしてます。

玉ねぎのマルチングが終わりますと、今度は苗を手作業で植えていきます。
この時期になるととても佐賀県は寒くなるので、寒さに耐えながら作業を行います。
とっても大変な作業です。

4月になりますと、だいぶ玉ねぎも大きくなり収穫できるようになります。

あんなに小さかった玉ねぎの苗が、数か月でこんなにも大きくなります。
収穫作業も基本的に手作業で、行ってますよ!
地域のイベントのサポート
地域を担うこれからの若者として、地元のイベントの準備・設営に毎年貢献しています。
秋の収穫祭(11月)

秋には、地元の「道の駅 鹿島」で毎年行なわれている収穫祭の準備や農産物の販売などを行ってます。
特に、JA青年部と漁業組合の共同で販売している品質の良い「みかん」や「海苔」は、毎年すぐに完売してしまいます。
鹿島ガタリンピック(6月)

毎年、6月に行なわれている佐賀県鹿島市の一大イベントです。
佐賀県でも有名なイベントの一つで、このイベントの準備や設営は前日に地元の僕たちを含めた、ボランティアスタッフによって行われています。
前日準備から、当日のサポートから後日の片付けまで全て自分たちで行うので、毎年とても大変です。
夏祭り(8月)

夏になりますと、夏祭りが行われます。
こちらも、準備・設営に携わり片付けに至るまで全て参加してます。
当日は、ドリンクの販売なども行ってますよ。
看板作成(8月)

毎年、夏祭りの時期になりますとみんなでJAが主催している看板のコンテスト用に看板作成します。
どのJA青年部も、毎年様々なデザインの看板を作成しているので、なかなかその中から選ばれて表彰されるのは至難の技です。
視察研修旅行(2月)

2月ごろになりますと、毎年みんなで視察研修旅行に行きます。
九州各地の様々な農家さんや企業に訪問して、見て回ります。
最後に

おそらく、皆さんのお住いの地域にもこう言った組織または団体があると思いますので、農業に興味のある方は入会してみてはいかがでしょうか?
基本的に、地域にもよりますが入会に際しては「JAに協賛する同意」が得られれば、農業にがっつり携わっていなくても入れるようにはなってます。
また、Facebookページでも活動内容を配信してますので、是非ともいいね!ボタンを宜しくお願い致しますね( ´ ▽ ` )ノ
でわまた。