カフェを開業したい!
と思って以前大阪にある「辻調理師専門学校」のエコール辻校にある「カフェ・フード・キャリアコース」の一期生として、1年間カフェで提供するフードやドリンク、またコーヒーやアルコールはもとより、飲食店の経営学等について学んだ時期がありました。
どちらかというと、キャリア的に見たら飲食業の方が長いので今の趣味である「海外旅行」に飽きてきたら小さなカフェを開業してみようか…
なーんて思ってます。
どーも!
人生アドリブで生きてますTAKUMAです。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのは「個人で小さくでもいいのでカフェを開業したい!」という方のための本です。
サクッと読んで書評をまとめてみたので、是非とも気なる方は買って読んでみてくださいね!
カフェをやる前に重要なこととは?

カフェに関わらず、飲食店をやる上で一番最初に聞かれることといえば、お店の「コンセプト」ですよね。
コンセプトの意味としては、そのお店の概念や全体を貫く基本的な観点、お店の考え方等を指します。
簡単に言ったら、お店の方針またはテーマみたいなものですね。
これは、個人店に関わらず大手のスターバックスやドトールといった有名なコーヒーショップにもしっかりとその、お店の方針が定められています。
これがしっかりしてないと、働いているスタッフや自分自身が目的を見失ったり、うまくチームワークがとれなかったりします。
下手したら、すぐに廃業してしまうかもしれません。
そうならないように、コンセプトをしっかり定めて、目指しているゴールがはっきりしていて、みんな理解していればそう言ったことは起きませんよね!
これが、お店の「コンセプト」が大事な理由です。
カフェ開業までのざっくりとした流れ

次にカフェを開業するまでの、ざっくりとした流れについてみていきましょう!
- コンセプトを決める
- 街を探す
- 物件を探す
- 不動産業者との交渉
- 店舗工事
- 開業資金
- 資金調達
- 必要な資格
- プレーオープン
- 仕入れ
- 宣伝
- 接客
- コーヒーについて
- コーヒーの淹れ方
本当にざっくりとしてますが、一応カフェということで13と14にコーヒーについての知識が盛り込まれてます。
開業資金については、本当に下は100万から上は1000万近くとまちまちです。
今だと、クラウドファンディングとかも使えそうですよね!
僕の知る限り、早い方で約2か月で開業した人もいるぐらいですから、あくまでこれは基本的なテンプレとしてみてください。
自分らしいカフェをつくった15人のストーリー

この本には、そういったカフェを開業した15人の具体的なストーリーが描かれています。
こういった実際に、やっている人の生の声を聴くことが一番参考になりますよね!
以下にその方々の話しの中で、(大事だな…)(これは….)と感じた一言を抜粋してます。
与えられるのではなく、自分で仕事を作りたい
Cura2さん
好きなことを仕事にできるワクワク感!
tonbi coffee
明日潰れるかもしれないという不安が常にある。
Cafe Loffel
気持ちを強く持って信じること。やりたいと思ったら即行動を起こす。
クーラ
「自分らしさ」がないとおもしろい店やいい空間にはならないように思います。
ソライロ
店のオープンがゴールではなく、それからが本当のスタートです。
ミズタマ
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自分なりの事業を通じて世の中に何を伝えていくのか、どう関わっていくのか、どんな自分になりたいかなど、大きなビジョンがないと続けていかないのでは?
花鳥風月
覚悟・コンセプト・根気の3Kが必要。
ねじまき雲
お店と一生を共にするくらいの気持ちで私は望んでいますし、そういう気概は必要かと思います。
ホロン
どんな経験も自分に生かされていくことを知って、人や仕事との縁を大切にしていきましょう。
わかなぱんカフェ
自分はなぜカフェをやりたいのか?その理由をしっかり持つことが長く続ける秘訣だと思います。
コテージ415
酷な話しだけども…

飲食店でバイトしたことのある方だと、お分かりだと思うのですが基本的に長時間労働の割には、賃金も安いですよね。
ビジネスモデルとしても、あまり稼げるかといったらそうででもないですし…
だからこそ、好きじゃないと続かないのかなとか思うわけですが、好きでもあっても経営的に続かないお店が多いです。
統計的に見ても、飲食店の廃業率は約2年以内に49.7%のお店が潰れています。
約半分が2年したら消えていってるってすごい確率ですよね_φ( ̄ー ̄ )
ちなみに、10年間生き残れる飲食店は1割程度だそうです。
その理由としては、「運転資金」の不足が主な原因だそうです。
飲食店ですので、食材を仕入れたり、家賃を支払ったりと様々な固定費から臨時の支払い等でてくるはずです。
それらをの支払いの滞りから、「廃業」となる飲食業が後を絶たないです。
始める前に、しっかりと「開業資金」とは別に「運転資金」が2〜3年ぶんぐらい余裕を持てることがベストだと言えますね。
最後に
最後の方は、ちょっと現実的な話になりましたがそれがリアルですので経営者としてカフェを開業したい!と考えている方はしっかりとその現実と向き合って打開策を考えていかないといけません。
カフェ開業は、リスクはありますが軌道に乗りさえすれば大変夢のあるビジネスだと思います!
夢を夢で終わらせるのか?
それとも、チャレンジして夢を叶えるのか?
夢を叶えるか否かは、あなた次第です。
(なんちゃってw)
でわまた。