こんにちは!
Webライター歴3年目のTAKUMA(@TAKUMA43330075)です。
ライターをやっている人ならお分かりいただけることだと思うのですが、長文ってぶっちゃけ疲れますよね。
- 「正直、長文だからといって実際に意味あるのか?」
- 「Googleの評価は、実際にはどうなっているのか?」
- 「長文SEOは、ただライターが消耗してしまうだけなのではないか?」
といった疑問が多かったので、2019年の長文SEOの実際の効果やこれまでの経緯などを調べてまとめてみました。
ライターの方や、ブロガーの方は是非とも参考にしてみてください。
目次
長文SEOとは?

そもそも長文SEOとは、一つの記事で膨大な文量を盛り込むことでGoogleに評価してもらうSEO対策の一つです。
長文になればもちろん、検索ニーズは殆ど網羅されますのでGoogleに評価されるという利点がありますね。
しかし、ただ長文であれば検索上位表示できるのかいったら間違いで、
- 口コミや評判をやたら集めただけの記事
- 書いてあることがほぼ他のサイトと同じ記事
- コピぺだけで作った記事
- 必要もない情報をダラダラと書いている記事
などはまず検索で上位表示されることはありませんので、ライターさんやブロガーさんは注意が必要です。
長文SEOのメリットとデメリット

- 長文SEOのメリット:網羅性がある記事として評価される
- 長文SEOのデメリット:長文は読者の離脱率をあげる可能性がある
長文SEOは、文字通り文量が多くなるのでコンテンツ内で正しいSEO対策がしっかりと行えていればGoogleに評価される確率が高いです。
しかし、デメリットにあるようにあまりにも長い文章は読者の離脱率を上げてしまう可能性があることも念頭においておくことが大事ですね。
対策としては、一つの記事に全てまとめようとせずに長くなる場合は、複数の記事に分けて書くことが挙げられます。
記事ごとに内部リンクをしっかりと付けて、内部SEOの施策が行えていれば自ずと記事の検索順位は上がっていきます。
長文SEOは2019年も効果があるのか?

2019年も効果があるとは一概に言い切れませんが、これからは文章よりもより情報を取得し易い視覚的な動画が伸びてくると言われています。
Google検索を行ってもらうとお分かりいただけると思いますが、以前よりも動画コンテンツの方が上位表示されることが多くなってきましたよね。

そういった検索結果からも、Google自体がよりユーザーにストレスを感じてもらいにくい情報を届ける施策を行なっているということが伺えますね。
そう考えると、今はまだ良いかもしれませんが長文SEOも徐々に意味をなさなくなってくるかも知れません。
長文SEOを行う際に大事なこととは?

長文SEOを行うにあたり、キーワードのニーズに応える情報を適切な文字数で記事にすることが重要になります。
適切な文字数はキーワードの検索ニーズの幅がどれだけ広いのかと、競合サイトの強さによって変わってきますので一概にどれぐらいとは言えません。
ただ検索ユーザーからしたら結論を知りたいだけであり、正直長文なんて読みたくないわけです。
ですので間違ってもGoogleのためだけに、無理やり長文にするのは良くない行為と言えますね。
逆にそういった記事は、上位表示されなくなってきています。
長文SEOに関するプロの意見と回答

以下に、長文SEOに関する有名アフィリエイターさんたちの意見をまとめてみました。
たしかに長文で1ページ完結より、ページを分けて内部リンクを上手に使った方が上がりやすい気がする。
— アクセル先生@寺子屋SEO (@axcel0901) 2017年6月24日
寺子屋SEOでおなじみのアクセル先生も、内部リンクをうまく使った方が良いと言われてますね。
長文で完結するよりも、一つの記事を複数の記事で持ち上げるイメージで作っていくと上手くいきそうです。
狙うワードによって網羅性も限定的にやるべきだし、検索ユーザーのことを考えたら長文は離脱率をあげる可能性もある。なんでも機械的にやったらうまくいかないよね。#知らないけど
— アクセル先生@寺子屋SEO (@axcel0901) 2017年8月7日
長文にするあまり、いらない情報についても書いてしまう人がいますがそれはNGです。
基本的に伝えたいことは、1記事に1つと決めてから記事を書き始めるとそれほどダラダラした内容にはなりません。
長くなると逆に離脱率も増えますしね。
ユーザーは結論を知りたいだけ、長文なんて読みたくない。でも、リサーチをたっぷりした長いコンテンツの方がいろいろなキーワードが入るからGoogleから評価されやすい。コンテンツに関しては、Googleとユーザーはどんどん乖離しているように感じる。
— アクセル先生@寺子屋SEO (@axcel0901) 2017年10月11日
検索ニーズに沿った長文ならまだ良いですが、あまりに長くなりすぎるとやっぱり離脱されてしまうみたいですね。
記事を書く際はGoogleを意識しつつも、読者最優先で書くことが大事なのかも知れません。
検索順位で下落が止まらなかった記事
22000文字あったけど、半分以下の9000文字にしたら突然、下落は止まり逆に順位が伸びてきた。やっぱり要点だけ絞って余分な情報は排除して完読率を高めた方が良いね。当たり前だけど。
— 鈴木利典@サポカン&北海道PRESS (@suzukidesu_com) 2018年2月14日
22,000文字から、9,000文字というと大分差がありますがそれだけ検索ニーズに対しての無駄な情報が多かったのでしょうか。
長文だけではいけないという、良い例ですね。
長文SEOがよく議論になるけれども、問題なのはGoogleのために無理やり長文にする行為であって、長文そのものが否定されているわけではない。
つまり、読者のために情報を追加していった結果、長文になってしまうのであれば何の問題もなし。ダメなのはGoogleのために無意味に長文にすることのほう。
— クレジットカードの読みもの (@cardmics) 2018年4月27日
Googleだけをみて機械的に書いてはいけないと言うのは、当たっているみたいですね。
あくまでも読者ファーストで書くことだ第一条件でありGoogleの社是にも掲げられていることです。
そのため、価値や情報を提供できる長文だったらどんどん作るべきなんじゃないかなと思いますね。1万文字でも2万文字でもなんの問題もなし。
しかし、検索順位をあげようと「○○の語源」とか、「○○の歴史」とか、そういう読者が求めてないコンテンツを作るのは今後、逆効果になっていくと思います。
— クレジットカードの読みもの (@cardmics) 2018年4月27日
長文を意識するあまり、やっぱり無駄な見出しはご法度ですね。
あくまでも検索ユーザーが求める見出しを増やして、その結果長文になったカタチがベストです。
加えてもうひとつ。
『長文になればSEOが強くなる』という目的のみで、説明を長く、回りくどくしてしまう方も多いですけど、これもまた逆効果になっていくはず。
今後はそういった長い説明を省略できる、わかりやすい図解の挿入が必要になっていく感じですね。 #SEO #アフィリエイト
— クレジットカードの読みもの (@cardmics) 2018年4月27日
あくまでも意味のあるコンテンツにするために、無駄は極力排除する方が良いのですね。
まとめ:長文SEOを上手く活用しよう!

結果としては、長文SEOは2019年も効果あるけど検索ユーザーを無視したただ長いだけの記事は評価されないと言うのが分かりました。
長文SEOを行う際には検索ニーズをしっかりと把握し、競合サイトを見定めて文字数設定する必要があります。
ただ、長いだけだと意味がありませんので、意味のある記事を作って賢く上位表示させていきましょう。