農業

【農業台風対策】自然災害が農家に与える被害や対策についてまとめ

どーも!

TAKUMA(@TAKUMA43330075)です!

毎年のことですが、九州地方は夏の時期になると多数の台風の襲来があります。

そういった場合、農家さんたちはどういった対策を行っているのか?
また、被害はどのようなものなのか?

今回は、農作物に対する台風が与える影響について書いていきたいと思います。また、実家がみかん農家なのでハウスみかんを事例に挙げて紹介していますね。



台風接近時のビニールハウスの強風対策

みかん農家では、ハウスで管理している場合ビニールハウスだと強風で倒壊の恐れがあります。

もしも、果実がなっている状態で強風や雨に打たれれば品質の低下を余儀なくされるわけですが、そうならないように台風の勢力の強さによって対策を施します。

  1. 強風が吹き始めたら出入り口を閉じる。
  2. 換気の温度設定を下げファンをフル回転させる。
  3. 施設の強度を超える強風が予想される場合もしくは、施設の倒壊危険が迫ったら、マイカー線を切断し速やかにビニルを外し、骨組みの保護を図る。
  4. 風水の吹き込み等による病害感染に備えて黒点病防除薬剤の予防散布を行う。

もちろん、ギリギリまでビニルは取らない方がいいのですが施設が崩壊してはどうにもならなくなるので、その時に果実がなっていたとしても、施設を優先してビニルを剥がします。

また、緊急時には張っていたビニルをカッターで切り裂き施設の安全を図ることもあります。

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詳細は以下の記事から↓

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台風による農作物の被害とは?

農作物の自然災害による被害は、毎年違うのですが昨年は、特に北海道のじゃがいもに対する被害が酷かったようです。

以下の記事からも、わかりますが昨年の北海道の農業被害額が542億円と言われてます。どれも台風による自然災害によるものです。

引用元:https://www.nikkei.com

メディアでも大きく取り上げてましたが、昨年はじゃがいもの不足により、ポテトチップスなどのメジャーなお菓子が生産量を大幅に減らしてます。

中には、一時期販売停止の商品もありましたね。以前は、これほどまで北海道に台風が襲来することはなかったのですが、これも、地球温暖化などの影響でしょうか?



台風被害による保険や補助金などはあるのか?

国による補助金等もあるようですが、基本的にJAを通して出荷を行っている農家さんは「農業共済」と言われる制度に入っているためそこから、お金が支給されるそうです。

詳しい内容は、こちらに記載されてます。

農業災害補償制度は、農家が共済掛金を出し合い、災害があったときに被災農家へ共済金を支払う制度である。国の公的保険制度であり、戦前の家畜保険と農業保険とを統合し、1947年(昭和22年)に制度が発足した。

農業災害の特殊性から掛金の一部を国が負担しており、また事業の運営に当たる事務費や職員の人件費は、国や地方自治体の補助金等により運営されている。

一定規模以上の農家は加入が義務付けられている。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/農業災害補償制度

台風は農家の天敵!

自然災害は、毎年のことですが最近は地球環境の変化も著しく毎年少しづつ変わってきています。それに対応するように、毎年農産物は品種改良が施され今では、数え切れないほどの品種が生まれてます。

台風対策には、毎年重労働です。しかし、やらないことにはどうしようもありません。

また、中には人的被害もあるらしいので本当に怖いのは「人間」かもしれませんね。

でわまた。

追記(2018.1.21)野菜の台風対策とは?

「露地野菜」の場合

露地野菜とは、ビニールハウスではなく外で栽培する方法のことをいいます。

台風がくる前に行っておきたいことは主に2つです。是非とも参考にしてみてくださいね。

  1. 排水溝を再点検する。特に排水溝周辺の草刈り及び刈草等の除去を行い、スムースに排水ができるようにすること。
  2. 台風による風害・潮風害の恐れがある場合は、べたがけ資材の利用等により被害回避に努めること。(台風通過後はすぐに除去する)

台風通過後の対策

台風が通過した後も、しっかりとその後の対策に務めて行きましょう。

  1. ほ場に雨水が停滞している場合は、早急にほ場の排水に努めること。
  2.  折損した葉や茎を除去と浸水部分を清水で洗った上で必要な場合は適切な薬剤散布を行うこと。作物が倒伏している場合には、速やかに引き起こし、必要に応じて誘引や結束等で固定すること。
  3.  作物の回復を図るため、土寄せ、追肥、液肥の葉面散布等により生育の回復に努めること。
  4. 生育初期に被害を受けた場合には、予備苗による植え換えや再度播種を行うことで被害の軽減を図り、被害が著しい場合には他の品種または作物に転換することも検討する。
  5. 果菜類では、根傷みによる草勢低下を防ぐため、摘果や若どりにより着果負担を軽減すること。
  6.  天候が急激に回復した後は、強日照により作物に萎凋などの高温障害を生じやすいので土壌の乾湿状態に注意しながら敷きわら等でマルチし、土壌の過乾燥を避けること。また、晴天が続くとハダニ等の害虫の発生に注意し適宜に防除する。
  7. 潮風害を受けた場合には、灌水装置を活用して作物の洗浄を行うこと。

「施設野菜」の場合

施設野菜(ハウスで野菜を栽培する方法)については、前述している内容を参考にして下さい。

台風通過後の対策

ハウスで栽培しているからといって、油断は禁物です。

しっかりと、その後の対策を怠らないようにしましょう。また、野菜に限らずどのハウス栽培でも当てはまる事なので参考にして下さいね。

  1. 破損した施設については、早急に実態を把握するとともに、復旧に努める。
  2.  施設野菜で施設内に水が侵入した場合には、換気を十分に行い土壌の乾燥を図るとともに、施設内の湿度を下げ、病害の発生を防止すること。
  3.  天候が急激に回復した後は、強日照により作物に萎凋などの高温障害を生じやすいので、フイルムを巻き上げ換気を徹底するとともに遮光ネットで被覆する。
  4. 病害虫の発生が懸念される場合は、必要に応じて薬剤散布を行うこと。
  5. 潮風害を受けた場合には、灌水装置を活用して作物の洗浄を行うこと。
  6. 大きな被害がない場合でも、必ず施設の点検を行う。ビニールハウス等ではマイカー線の緩みや押さえのラセン抗鉄筋などの緩み等を再点検する。
  7. 施設園芸共済等に加入している場合は、事故後、現地確認のため農業共済組合へ速やかに連絡する。



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