オンライン英会話講師の給料・時給はいくら?フィリピン人はいくら持っているの?【回答】
Hello!
毎日楽しくオンライン英会話で学習しているTAKUMAです。
オンライン英会話は毎月5,000〜6,000円の料金で、手軽に利用できる英語学習サービスとして多くの方が利用しています。
- 「こんなに安いと講師の質とか大丈夫なの?」
- 「学習する側ではなく、講師として働くにはどうすればいいの?」
- 「講師にフィリピン人とセルビア人が多いのはなぜ?」
利用している方の中では、一度は上記のようなことを考えたことがあるのではないでしょうか。
実際に大手のオンライン英会話では、その半数がフィリピン人とセルビア人というサービス会社もあるぐらいです。
今回はそんな格安オンライン英会話の、講師側の「採用条件」や「格安利用できる理由」、「社会的背景」について詳しく解説していきます!
オンライン英会話講師の給料・時給はいくらなのか?
「オンライン英会話の料金が安いのは、東南アジアの安い賃金の国の人たちを雇っているから」
というのは、ほとんどの人が知っていることではないでしょうか。
実際に、フィリピン人とセルビア人が多いのもその理由に当てはまります。
フィリピンでは、平均的な月収が2〜3万円程度と言われておりオンライン英会話講師の仕事ではフルタイムで月収3万円程度もらっているようです。
そう考えると、平均よりも多めにもらえる仕事ということで多くの人が英会話講師として働いているのも納得できますね。
また、時給に換算すると数百円程度。
基本的にオンライン英会話講師は、レッスンを行った回数で貰える額が変わってきますので、レッスン予約が圧倒的に多く人気の講師ともなると月収10万円前後稼ぐみたいです。
オンライン英会話はなぜこんなにも安い料金で利用できるのか?
オンライン英会話講師にフィリピン人とセルビア人が多いのは、お分りいただけたと思いますが、実際にそれぞれの国の社会的背景はどのようになっているのか気になりますね。
以下からそれぞれの国について、みていきましょう。
フィリピンの社会背景と物価
フィリピンから見ていくと、フィリピンの物価は日本の物価の1/3。
ミネラルウォーターが日本で100円だとすると、フィリピンでは約30円程度です。
これなら月2、3万円程度の給料でも過ごせそうですね。
フィリピンの社会背景的には、失業率はそれ程高くないものの若者の20%が決まった職についていないと言われています。
お国柄なところもあると思いますが、これは男性が特に多く、女性に至っては良く働きます。
オンライン英会話講師のフィリピン人の方で男性は、今まで一度も見たことがないのもその理由でしょう。
フィリピン人の男性は、基本的に働きたくないんですね。
- 労働賃金が安い
- 現地の物価が安い
- 基本的に働きたい女性が多い
セルビアの社会背景と物価
セルビアは、フィリピンと比べるととても労働環境においてとても深刻な問題を抱えています。
まず、若者の失業率が約50%だと言われており、セルビアの若者の約半分が職につけていない状況だと言われています。
これはセルビア国内の経済の不況から来ており、年々失業者は増加傾向にあります。
2017年の夏頃に、セルビア首都ベオグラードにて世界最大の家具量販店IKEAが第1号店をオープンすることが決まりました。
そして、新規オープンに必要な新規労働力を探すために250人の求人案内を出したところ、約1万8000人の応募がありました。
驚くべきことに、その倍率はなんと71倍です!
出典:https://kotaro-journal.com/why-are-there-many-serbian-teachers-in-online-english-schools
IKEAの求人募集で250人の採用枠に対して、応募者が1万8,000人なんて日本ではありえないですよね。
セルビアの人からすると、とにかく働ければなんでもいいので職が欲しいといった状態です。
ちなみに、セルビアの物価は日本と同じぐらいです。
会社で例えたら、もはやブラック企業ですね。
- 国内の経済状況が悪い
- 失業率がかなり高い
オンライン英会話講師になるメリットと必要なもの
- 時間を気にせずに自由に働ける
- 在宅講師の場合は自宅で働ける
オンライン英会話講師は、基本的に予約が入っていない場合は時間を気にせずに自分が好きな時に働ける仕事です。
在宅講師の場合は、自宅でも働けるのでライフワークバランス的に考えたらとても良い働き方だと言えますね。
また、時給額はその国の相場に合わせて設定されているので、しっかりと求人情報をチェックしましょう。
- パソコン
- インターネット回線
- Webカメラ
- ヘッドセットまたはマイク付きイヤホン
基本的にどのサービスで講師をやるにしても、この上記のものが必要となります。
会社で行う場合は用意されているかもしれませんが、自宅でレッスン講師を行う場合は全て自分で準備する必要がありますね。
そう考えると、初期費用もそれなりにかかりそうです。
オンライン英会話講師には未経験からでもなることは可能なのか?
オンライン英会話講師になるには、それぞれのサービスの採用条件や試験をクリアしなければなりません。
結論を言うと、未経験や英語初心者レベルの方ではなれませんね。
以下から、代表的なオンライン英会話サービスの採用条件を見ていきましょう。
オンライン英会話「ネイティブキャンプ」の採用条件
2019年に入ってから在籍している講師の数が、8,000人に増えたネイティブキャンプ。
「いつでもどこでも英会話レッスン」をキャッチコピーにどんどん利用者を増やしていますね。
また、講師の採用条件については、以下の通りです。
日本人講師だと、1レッスンあたり時給800円からもらえるみたいです。
しかも日本人講師として採用された際には、生徒としてネイティブキャンプのサービスを無料で使えるようになります。
講師として教えながら、生徒としてもスキルアップできるなんて本当に素晴らしいサービスですよね。
オンライン英会話「DMM英会話」の採用条件
合格率5%と言われているDMM英会話の講師採用ですが、おそらく業界の中では一番採用されるのが難しいオンライン英会話サービスです。
DMM英会話講師の募集では「自宅から仕事ができる、通勤がない、ワークライフバランスの実現」を強く強調しており世界各国からたくさんの応募者がいるみたいですね。
採用条件としては、
- 書類審査
- 面接
- トレーニング
- 日本人スタッフとのデモレッスン
- 評価・最終試験
をクリアしないと、本採用とはなりません。
もらえる時給などについては、公式HPでは明かされていませんね。
オンライン英会話「レアジョブ」の採用条件
大手のオンライン英会話サービスの中では、最も多くのフィリピン人講師が在籍しているのがレアジョブ英会話です。
詳しい採用基準については、HPでは明かされていないものの採用率はわずか1%とかなり難しいようですね。
採用後もトレーニングが行われてからレッスン開始となるので、実際に働けるようになるまでも時間がかかりそうです。
また、日本人の講師としての採用は行なっていないようですね。
余談ですが、ほとんどがフィリピン人講師ということで、日本人の方にはとてもレッスンが行いやすいと思います。
実際に私もほとんどのレッスンをフィリピン人講師と行なっており、毎回楽しくレッスンを行えています。
まとめ:オンライン英会話講師はそこそこ稼げる職業である
フィリピンやセルビアといった国では、それぞれの社会状況と合間って仕事としては、まぁまぁ稼げる職業だということが分かりました。
- 時給にしたら、数百円程度で月収だと2、3万円程度
- 人気のレッスン講師だと10万円前後
- 日本人講師だと時給800〜
日本人がオンライン英会話サービスでレッスン講師をするとなった場合は、ネイティブキャンプで行った方が採用されやすく、時給もアルバイト程度もらえて良さそうですね。