こんにちは、Webライター歴2年のTAKUMA(@TAKUMA43330075)です。
サービスや商品を売るにあたり、セールスマンの方は一生懸命その商品について詳しく説明します。
実は、ライティングにもそれと同じ技術があって、普段何気なく見ているチラシやネットの文章などにもセールライティングの技術が含まれています。
今回は、Webライターに限らず多くのビジネスマンに必要な「セールスライティング」について分かりやすく解説していきたいと思います。
目次
セールスライティングとは?

セールスライティングとは、商品やサービスの販売を目的としたライティングを指します。
企業の認知度を向上させ、印象に残るように設計するコピーライティングとは異なり、セールスライティングの場合は ユーザー からの反応を期待して作成します。
出典:https://swingroot.com/image-copy-sales-copy/
冒頭でも解説しましたが、セールスライティングとは簡単に言ったらものを売るための文章のことをいいます。
セールスコピーとも言われますが、いずれも読者に行動を行わせるための文章をセールスライティングといいますね。
一瞬で興味を惹きつけるキャッチコピーとは異なり、セールスコピーで書かれた文章は恐ろしく長文の場合が多いです。
- セールスライティングは直接行動に訴えかける文章
- セールスライティングは数値で計測できる(オファーがあるかどうかでわかる)
コピーライティングとセールスライティングの違い

- コピーライティングは、「ブランディンング」が目的
- セールスライティングは、「レスポンス」が目的
セールスライティングは、ものを売るための文章だけどコピーライティングは、商品のブランド価値を上げる目的で書かれる文章のことを言うんだ。
それぞれの目的にははっきりと違いがあるから、しっかりと両方の意味を理解している人だと、一発でそれがどんな文章なのかが分かってくるね。
コピーライティングとは?

コピーライティングはとは、一般にいうイメージコピーのことを言います。
企業のブランド価値を上げたり、商品やサービスのブランド価値を上げたりする時に用意られるライティングのテクニックですね。
私たちがよく聞く、キャッチコピーなどもこれにあたります。
- コピーライティングとは、一般にいうイメージコピーのこと
- コピーライティングは直接行動には訴えない
- コピースライティングは数値で計測できない
コピーライティングの具体例を紹介!

コピーライティングには、どのような具体例があるのか以下に3つ程紹介してみました。
- 事例①:お口の恋人(株式会社ロッテ)
- 事例②:あなたと、コンビニに、ファミリーマート
- 事例③:ココロも満タンに(コスモ石油株式会社)
上記は、それぞれ有名企業のキャッチコピー(コピーライティング)です。
あなたにセールスライティングが必要な3つの理由

- 「セールスライティングで、お客さまに購買行動を起こさせる」ことが出来る
- セールスライティングの知識があると、すぐにビジネスの場で活かすことができる
- 熟知しておくべきだと考える企業が増えてきてる
セールスライティングを身につけておくと、お客様の購買行動を起こさせる心理状態やコツなどが分かるようになってきます。
このロジックというのは、とてもビジネスにおいては大事なことで多くのビジネスの場で活かすことが出来るわけです。
セールスライティングが必要となる場面とは?

セールスライティングは、私たちの周りには意識してみていないだけで、多くの場面で活用されています。
多くの中から、セールスライティングが想像しやすいのは以下の3つです。
- ホームページ(ライティングページ)
- ダイレクトメール(DM)
- メールマガジン(メルマガ)
ホームページ(ランディングページ)

企業のホームページは、そのほとんどがサービスや商品を紹介して読者を購買に誘導するためのページ作りになっています。
中には、そのようなセールスライティングを行なっていない稀なホームページもありますが、大企業のホームページは必ずこの技法がうまく用いられています。
セールスライティングで、どうやってコンバージョン(成約)に繋げるかが、目的になっている。
ダイレクトメール(DM)

ダイレクトメールは、読者にどうすれば買う気を起こさせるかが鍵となって来ます。
ダイレクトメールなので、一般の営業マンが自宅を訪問し巧みなトークで商品を買ってもらうように促す行為と全く同じですね。
読者に買ってもらうために、巧みなセールスライティングが必要となるわけです。
セールスライティングで、読者に買う気を上手く起こさせている。
メールマガジン

メールマガジンは、主に集客に用いられることが多いですがセールスライティングを意識て書くことにより、ダイレクトメールと同じ効果が得られます。
また、メールマガジンはタイトルによってメールの開封率が変わるので、キャッチーなタイトルをつけることが重要となって来ます。
開封後は、しっかりとした内容のセールスライティングになっていないと成約まで結びつけるのは難しいでしょう。
セールスライティングを意識した、キャッチーなタイトルを付けることが重要。
その他のセールスライティングの活用事例

- ブログ
- アフィリエイト
- 商品紹介のLP
- 雑誌内の広告
- ポスティングのチラシ
実は、このブログもセールスライティングやコピーライティングを意識した内容となっています。
これらは、やはりしっかりとしたそれぞれの知識と技術がないと書くことが出来ませんし、見分けることもできないですね。
セールスライティングの基本的な書き方

セールスライティングにおいて、基本的な書き方は以下の通りです。
- 取り上げる商品・サービスを理解する
- フレームワーク にあてはめて考える(①から②の順に考える)
まずは、あなたが売りたい商品やサービスについて、しっかりと理解しておかなければなりません。
セールスライティングでも、このように同じことが言えます。
フレームワークその①:BEAF(ビーフ)の法則

BEAF(ビーフ)の法則
- Benefit(得られるメリット)
- Evidence(論拠)
- Advantage(競合優位性)
- Feature(さまざまな特徴)
セールスライティングについては、しっかりと基本的な書き方があるので、今まで全く書いたことがない人でも段階的に考えて書けばある程度は形になります。
例えば、あなたがダイエットサプリメントに関するセールスライティングを書くとすると、以下のようにその特徴や競合性を調べる必要があります。
- Benefit :ダイエットサプリの購入メリット、商品利用シーンの描写、魅力的な写真など
- Evidence :ダイエットサプリについての論拠、マスコミ実績、ランキング、「お客様の声」の引用など
- Advantage :ダイエットサプリの競合優位性 品質、価格、利便性など世間の相場と比べてアピール
- Feature :ダイエットサプリのさまざまな特徴 色、サイズ、賞味期限、内容量、素材、成分など
フレームワークその②:PREP(プレップ)法

PREP(プレップ)法
- Point(結論)
- Reason (理由)
- Example(具体例)
- Point(再度結論)
フレームワーク①で書き出したことを元に、今後は文章のアウトライン(構成)を作って行きましょう。
Webの文章に限らず、多くの人はせっかちなのであなたの文章はしっかりと全部最後まで読まれることは少ないです。
それを前提に考えて、最初に結論を持ってきて理由を述べています。
セールスライティングの具体例を紹介!

セールスライティングが使われている、代表的な企業のホームページを3つご紹介いたします。
ここで、ご紹介しているものは全てプロのライターさんがセールスライティングを駆使して作っているので、とても参考になると思います。
- 日清食品
- FANCL
- Gaba
事例①:カップラーメンでお馴染みの”日清食品”

日清食品さんのページは、誰もが好きなカップ麺を売るためのページに仕上がっています。
細かな説明については、各商品を見てもらえたら分かるのですがしっかりと、セールスライティングが使われています。
事例②:ダイエットサプリでお馴染みの”FANCL”

ダイエットサプリといえば、こちらFANCLですがこちらは商品紹介のLP(ランディングページ)となっています。
ランディングページとは、商品を売るためのページということです。
ですので、もちろんセールスライティングがガッツリ使われていますね。
事例③:英会話教室でお馴染み”Gaba”

最後にご紹介するのは、英会話教室でお馴染みのGabaですね。
こちらは、資料請求やレッスンの申し込みを狙ったページとなっており、もちろんセールスライティングでそれを上手く促している感じになっています。
セールスライティングの上達方法とは?

- セールスライティングの基礎を学ぶこと
- 毎日文章を書くこと
- 書き方だけでなく「材料集め」も意識すること
セールスライティングの上達の方法で大事なのは、まずは基本的なことを本などで学ぶことです。
しっかりと基礎的なことが理解できたら、今度はそれを活かして毎日自身のブログ等を活用して練習するように心がけましょう。
また、書くだけではなくしっかりと普段からセールスライティングで紹介するサービスや商品の情報取集も上達のための大事な要素です。
セールスライティングの学習に役立つ書籍

セールスライティングの基礎を身につけるために、もっとも手軽に学ぶなら、まずは書籍からスタートしてみると良いでしょう。
ここでは、セールスライティングの基礎を身につけるために役立つ本を、3冊ご紹介いたします。
- 相手を洗脳する文章テクニック
- 人を操る文章術
- 人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
相手を洗脳する文章テクニック
タイトルを見ただけだと、ちょっと怪しい感じもしますが本の内容はとても良いです。
内容的にいえば、セールスライティング初級者というよりかは中・上級者向けですが、基本的なことも明記してあるので、とても参考になります。
人を操る文章術
知っている人も多いであろう、メンタリストDaigoさんの一冊。
心理学に基づいた、セールスライティングの極意が書かれています。
人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
他のセールスライティングとは、また違った切り口で書かれている一冊。
人の性質をしっかりと理解した上で、物事の判断を仰いだり、考え方を改めてみたりと、とても斬新な考え方が書かれています。
まとめ:セールスライティングを極めて売り上げを加速させよう!

商品やサービスを売るための文章のこと。