【2025年最新】Google検索URLに現れた「srsltidパラメータ」とは?SEOへの影響と正しい対処法を解説

【2025年最新】Google検索URLに現れた「srsltidパラメータ」とは?SEOへの影響と正しい対処法を解説
Takuma Oka

SEOスペシャリスト

Takuma Oka (岡 拓馬)

こんにちは、岡 拓馬(おか たくま)です。
このブログでは、海外ノマド×SEO×ストック収入をテーマに、自分の経験や学びを発信しています。

高校卒業後は料理人としてスタートし、その後、航空自衛隊での勤務を経て、2016年からWebライター・SEOコンサルタントとして独立。現在は、海外の外資系企業と契約しながら、フルリモートで働いています。拠点はアジア各国を転々としており、最近はベトナムやタイ、マレーシア、フィリピンなどでノマド生活をしています。

本記事は「searchengineland」の最新SEO記事を翻訳し、独自の意見を追記したものです。

最近、一部のGoogle検索結果のURLに突如として現れた「srsltidパラメータ」。
「これって何?SEOに悪影響あるの?」と不安になった方も多いはずです。

この記事では、「srsltidとは何か」「なぜGoogle検索結果に含まれているのか」、さらにSEO担当者としてどう対応すべきかを、分かりやすく・深掘りして解説します。

この記事の要約
  • srsltidはGoogleの新たなトラッキングパラメータと考えられる
  • SEOランキングには直接的な影響はない(現時点)
  • ただし、URLの共有時やトラッキング設定で注意が必要
  • 必要に応じてcanonicalタグの設定やパラメータ除外の設定を検討すべき
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目次

「srsltid」とは何か?

srsltid

srsltidは、最近一部のGoogle検索結果のURL末尾に付与され始めた、新しいクエリパラメータです。
たとえば、以下のようなURLになります。

https://example.com/page?srsltid=12345xyz...

このsrsltidは、Googleが検索ユーザーのクリック動向をトラッキングするために追加したもの、と見られています。

  • 例:Google検索結果 → リンクURLにsrsltid付加 → サイトへ遷移
  • 目的:クリックのトラッキング強化(Google内部用)
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SEOへの影響はあるのか?

結論から言うと、現時点ではSEOランキングに直接的な影響はないとされています。

Google Search AdvocateのJohn Mueller氏も、同様の類似パラメータについて過去に「検索順位には影響しない」と発言しており、今回のsrsltidについても同様の立場と見られます。

ただし、次のような間接的な影響には注意が必要です。

  • URLの共有時に?srsltid=が付いたままだと、同一URLが重複扱いされる可能性
  • 分析ツール(GA4やGSC)で「別URL」として認識され、データが分散される可能性
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対策①:canonicalタグの見直し

canonicalタグを正しく設定することで、Googleに対して「どのURLが正規か」を明確に伝えることができます。

<link rel="canonical" href="https://example.com/page" />

このように、srsltidのようなパラメータがついても、正規のURLを指定しておけば評価が分散するリスクを避けられます。

カノニカルタグの見直し
srsltid付きURL → canonical → 通常のURLに統合
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対策②:Google AnalyticsやSearch Consoleでの除外設定

パラメータ付きURLを別ページとして計測したくない場合は、以下のような設定を行うと良いでしょう。

Google Analytics(GA4)での除外方法

Googleアナリティクス
  1. 管理 → データストリーム → 詳細設定
  2. 「クエリパラメータを除外」にsrsltidを追加

Google Search Console(GSC)では手動の除外不可

Googleサーチコンソール

GSCではURLパラメータの細かな制御は難しく、データが自動で分類されるため、基本的にはcanonical対応が主な手段になります。

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対策③:共有リンクに注意する

SNSやメールで自社ページのURLを共有する際、?srsltid=がついたままのURLを貼ってしまうと、下記のような問題が生じる恐れがあります。

  • 外部サイトに「srsltid付きURL」でリンクが貼られる
  • 外部リンク数が正しくカウントされず、被リンク効果が分散
  • UGCなどでURLが変わって認識される

URLをコピーする際は、必ずパラメータ部分を削除してから使いましょう。

なぜ今、srsltidが話題なのか?

このsrsltidパラメータは、2025年6月頃から突如として目立ち始め、多くのSEO関係者が困惑しています。

これはおそらく、AIモードやAI Overviewなどの新しい検索UXにおける、トラッキング強化の一環だと考えられます。

Googleは、AI体験と通常検索の区別を明確にするために、ユーザー行動データをさらに詳細に把握しようとしているようです。

SEOとしての立場でどう見るべきか?

SEO担当者として、次のような観点で捉えるのが妥当です。

  • 「SEO的に悪影響がある」と焦る必要はない
  • でも「見慣れないURLには常に注意を払う」姿勢が重要
  • 技術的な背景を押さえたうえで、ユーザー視点のUXにも目を配る

私たちはつい順位やリンクの有無に意識が向きがちですが、本質的にはGoogleがなぜそれを導入したかに目を向けるべきです。

「srsltid」に振り回されず、冷静に対応しよう

SEOにおいては、新しい仕組みが出てくるたびに「影響ある?」「設定すべき?」と動揺する場面も少なくありません。

しかし、今回のsrsltidはGoogle側の内部トラッキング用途とみられ、検索順位には直接的な影響はないと考えられます。

基本的な対応を押さえておけば、心配無用です。

今すぐ実施したいチェックリスト
  • 自サイトのURLにsrsltidが含まれていないか確認
  • canonicalタグの設定をチェック
  • GA4のパラメータ除外設定を見直す
  • SNSやメルマガのリンクからパラメータを削除
Takuma

このような動きにいち早く対応し、検索体験やUXを損なわない運用を継続していきましょう。

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この記事を書いた人

Takuma Oka Takuma Oka 外資系SEOスペシャリスト

SEO・AI・web3が大好きなWebマーケターです。フィリピン(マニラ)外資系企業で『日本人SEOスペシャリスト』としてフルリモート勤務。サイトM&AやKindle出版、Udemy講師の経験も。元航空自衛官。主に東南アジア諸国を拠点にしています。SEO歴は9年目です。趣味は、中国語の勉強とランニング。

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