2017年ごろから始めたオンライン英会話も、今年で5年が経ちトータル学習時間が645時間に達しました。
継続は力なりとはよくいったもので、中学の英語テストで5点を取った僕でも、ある程度は英語が話せるようになりました。
この記事ではオンライン英会話で600時間学習してみたら、具体的にどんな変化が期待できるのかに関して、分かりやすく解説しています。
オンライン英会話で600時間勉強した結果
オンライン英会話で600時間ほど学習した結果、具体的には次のような変化が感じられました。
- 日常英会話で困ることが減った
- Google翻訳アプリの使用頻度が減った
- 海外で挙動不審にならなくなった
- スピーキング力とリスニング力が極端に伸びた
日常英会話で困ることが減った
日常英会話で困ることは、ほとんどなくなりました。
学習時間が300〜400時間ほどの時は、簡単な英会話であれば聞き取れるレベルでしたが、500〜600時間だとある程度話せるようになります。
完璧とは言い難いですが、外国人の友達と談笑したり、一つのテーマに関して自分の意見や考えを述べたりできるレベルです。
また最近、オンライン英会話講師に「普通に英語話せるわね」と褒められたのも、印象的でした。
Google翻訳アプリの使用頻度が減った
海外へ行くと、どうしても頼りがちな「Google翻訳アプリ」。
AI通訳機である「ポケトーク」なども、海外旅行する際には非常に便利な翻訳サービです。
僕も以前は、よく海外旅行先でGoogle翻訳を利用していましたが、今はほとんどアプリを開くことはありません。
例えばカフェやレストランでも分からない商品に関しては、直接スタッフに尋ねることができるようになりました。
海外で挙動不審にならなくなった
海外旅行先でトラブルに遭遇すると、英語ができない人や土地勘がない人だと、どうしてもパニックになりがちです。
僕も過去にバリ島でオーバーステイをしてしまい、出国の際に空港スタッフに別室に連れて行かれたことがあります。
その時は話している英語が理解できない上に、状況がいまいち掴めていなかったので、とても混乱しました。
しかしながら、現在は鬼のように英語学習を行った甲斐もあり、少々のトラブルでは慌てなくなったのは非常に大きな成果です。
スピーキング力とリスニング力が極端に伸びた
オンライン英会話を利用し続けて、一番伸びたスキルがスピーキング力とリスニング力です。
オンライン英会話レッスンは、毎回本番といっても過言ではなく、オンラインとはいえど実践に近い環境で英語学習が行えます。
毎回アウトプット作業を繰り返し行うため、継続すれば自然とスピーキング力が養われます。
その上、講師の話を聞く力も同時に養われるため、当然ながらリスニング力も伸びるという訳です。
ただし、リーディングとライティングに関しては、まだまだスキル不足であることは否めません。
オンライン英会話で継続的に学習するコツ5つ
オンライン英会話で継続的に学習するコツとしては、大きく分けて5つ挙げられます。
- 英会話を学ぶ目的を決める
- 一日に勉強する時間と時間帯を決める
- 担当講師は不特定多数ではなく一人に絞る
- 一つの学習方法に飽きたら他の方法を試す
- 途中でやめたくなったら一旦やめるのもアリ
英会話を学ぶ目的を決める
まずは英語学習を行う目的を抽象的でも良いので、定めておくことが大切です。
僕の場合は、次のような目的を定めています。
- 海外旅行をより楽しくするため
- 外国人の彼女を作るため
- 英語をビジネスに活かすため
かなり抽象的ですが目的があるのとないのとでは、取り組む姿勢が変わってきます。
ゴールのないマラソン大会には誰も出場したがらないのと同じで、ゴールとなる目的がないとスタートすらできない訳です。
英語を勉強している人の目的は大体「異性」か「お金」に集約されるので、不埒な目的でもなんでも良いので、まずは明確にしてください。
一日に勉強する時間と時間帯を決める
英語を学習する目的が定まっている人は、目的達成のためにもう少し具体的な目標を定めましょう。
僕の場合だと「ネイティブキャンプでトータル1,000時間学習する」のが目標です。
資格試験や大学試験ではないため、具体的かつ念密な学習計画を立てる必要はありません。
逆に念密な学習計画を立ててしまうと、自分を追い込み過ぎて、途中で挫折してしまう可能性が高くなります。
英語学習で一番大切なことは続けることなので、積立投資と同じように長期目線でコツコツ取り組むのがおすすめです。
担当講師は不特定多数ではなく一人に絞る
ネイティブキャンプをはじめとしたオンライン英会話サービスには、数千もしくは数万人の英語講師が在籍しています。
その中で、毎回自分の気に入った講師を選んでレッスンを開始する訳ですが、毎回違う講師とレッスンするのはおすすめしません。
なぜなら、講師によって英語レベルや、指導レベルが異なるからです。
英語が話せる講師といっても千差万別であり、発音に独特なクセがあったり、講師側のレッスン環境が悪かったりします。
逆に指導力が高くて英語も達者で、イケメン(もしくは可愛い)の講師だったら、毎回レッスンしようと思うはず。
あなた自身の学習に対するモチベーションの置き所を考えることも、継続する上では重要なポイントです。
一つの学習方法に飽きたら他の方法を試す
英語学習は何もオンライン英会話だけではないため、一つの学習方法に飽きたら他のやり方を試すのもおすすめです。
僕の場合は、オンライン英会話とNetflix、YouTube、TikTokと4つのツールを活用して英語学習を行なっています。
たとえばNetflixを活用した英語学習だと「ダブル字幕機能(プラグイン)」を活用して、英語と日本語のダブル字幕で、英語圏のドラマや映画を鑑賞するのもおすすめです。
一つに絞る必要はありませんので、あなたの好きなツールを活用して、楽しく英語学習を行なっていきましょう。
途中でやめたくなったら一旦やめるのもアリ
英語学習自体を途中で辞めたくなったら、一旦辞めるのもありです。
嫌なものを無理に続けても学習効率が低下する上に、ストレスが溜まるだけなので1週間もしくは1ヶ月間など、期間を空けてから再開しましょう。
そのまま学習再開せずに放置するのはダメですが、学校の夏休みと同じで1ヶ月間ほどの空き期間はあっても構いません。
また一度、学習に空き期間ができることで、再開した際に学習に対するモチベーションが上がっているはずです。
オンライン英会話で600時間も学習する必要があるのか
正直、ネイティブキャンプをはじめとしたオンライン英会話サービスに、
「600時間という膨大な時間と、お金をかける価値はあるのか?」
と疑問に感じる人も多いと思います。
ただ、これだけやればある程度は、話せるようになるのは確かです。
本来、オンライン英会話はアウトプットの場であるため、初心者はインプットの割合を多くすることを意識し、同時にアウトプットも行うのがおすすめです。
割合的には、7:3くらい。
7がインプットで、3がアウトプットの割合が、効率的な英語スキルの習得には効果的です。
まとめ:オンライン英会話で600時間も勉強すればある程度は話せるようになる
オンライン英会話で600時間学習してみた結果、次のような変化がありました。
- 日常英会話で困ることが減った
- Google翻訳アプリの使用頻度が減った
- 海外で挙動不審にならなくなった
- スピーキング力とリスニング力が極端に伸びた
まだまだビジネス英会話レベルではないものの、日常英会話レベルであれば問題なく話せる感じです。
英語力は、短期間で身に付くものではありませんので、中・長期的な視点を持ってコツコツ学習に励むのがおすすめです。