Hola!(こんにちは)
トラベルライター のTAKUMAです!
2月下旬ということで、日中は大分寒さが和らいできたマドリード市内。
そんなスペインの首都「マドリード」には、有名な美術館が数多く点在しています。
今回は世界でも有名なマドリードの美術館を「無料」で見学する方法をサクッとまとめてみました。
スペイン・マドリードの3大美術館観光モデルコースをご紹介!
首都マドリードには、市内でも最も有名な三大美術館と呼ばれる美術館があります。
それは
- プラド美術館
- ソフィア王立美術センター
- ティッセン=ボルネミッサ美術館
の3つの美術館のことですね。
国連世界観光機関(UNWTO)の調べによるとスペインには年間8200万人あまりの観光客が訪れています。(2016年データ)
この数は世界で2番目に多い観光客数で、フランスに続いてスペインは世界でもっとも観光客が多い国。
そんなスペインの首都である「マドリード」にも沢山の観光客が訪れているわけですが、当たり前のように美術館も連日館内に人が沢山います。
マドリード市内に訪れる人達の多くの目的が「美術館」鑑賞であり、マドリードといえば三大美術館は外せないといっても過言ではないでしょう。
また、それぞれの美術館の位置関係もかなりアクセスしやすい場所にあるので、朝一で鑑賞へ赴けば1日で回れる程の距離です。
もちろん、それぞれの館内は1日では足りないほどの展示数なので、最低でも3日は欲しいところですが。
特に「プラド美術館」は世界的にも有名なマドリード市内で一番人気の美術館なので、予約して行かないとかなり待たされますね。
マドリードの3大美術館を無料で観光する方法とは?
マドリードの三大美術館は、それぞれ入館料金が必要です。
しかし、実は「無料」の時間帯があるためその時間帯を狙っていけば館内は全て無料で閲覧可能となっています。
それぞれの美術館で「無料」の時間帯は違うので、しっかりとチェックして行くようにしましょう。
以下から、見所も踏まえて一つずつ解説して行きます。
マドリードの3大美術館①:プラド美術館
マドリード市内でも一番人気の高い美術館がこちらの「プラド美術館」ですね。
館内には沢山の絵画が展示されており、その中でも注目はやはり「ゴヤ」の絵でしょう。
ゴヤ(本名:フランシスコ・デ・ゴヤ)は1780年代に活躍した画家です。
スペインを代表する三大画家(ベラスケス、エル・グレコ、ゴヤ)の一人に数えられている大変有名な画家の一人。
私たちが使っていた美術の教科書などにも載っている、誰もが一度は見たことがある絵を描いているのがゴヤだと言えばその凄さが伝わるかと思います。
プラド美術館には他の美術館にはない「日本語」対応のパンフレットが配布されています。
また、日本語吹き替え版の音声解説機器もあるので、興味のある方はレンタル(有料)してみてくださいね。
プラド美術館内は、1階から4階程まであります。
見る作品を絞って効率よく回れば、サクッと1時間程度で鑑賞できますがじっくり全て鑑賞する場合は1日では足りなぐらい展示数が多いですね。
美術館内無料の日時
- 月曜日〜土曜日:1800〜2000
- 日曜日:1700〜1900
- プラド美術館創立記念日:11月19日
- 国際博物館の日:5月18日
プラド美術館は「無料」の時間帯に行くとかなり並んでいます。
有料の時間帯であっても大変観光客が多い人気の高い美術館なので、いつ行っても多いイメージです。
僕が訪れた時は約600mぐらい並んでおり、入るまで1時間待ちでした。
上の写真が「無料」の際に貰えるチケットですね。
支払額が「0€」となっています。
アクセス方法 & 施設情報
- 住所:Paseo del Prado s/n, 28014 Madrid
- 最寄駅:アトーチャ(Atocha)駅(1号線)、バンコデエスパーニャ(Banco de
- España)駅(2号線)
- 開館時間:月曜~土曜 10:00~20:00 / 日曜・祝日 10:00~19:00
- 休館日:1月1日、5月1日、12月25日
- 入館料:一般入場券(14 €)
- HP:https://www.museodelprado.es
マドリードの3大美術館②:ソフィア王立芸術センター
世界的に有名な画家「ピカソ、ダリ、ミロ」の三大巨匠の名画が多数展示されている美術館がここ「ソフィア王立芸術センター」です。
特に注目の絵画とされているのがピカソが描いた「ゲロニカ」。
こちらも学校の美術の教科書などで、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
また、ソフィア王立芸術センターは他の美術館と比べ物にならないぐらい広く、全て鑑賞するには3日程度かかるほどの広さですね。
僕も館内見て回っていたら、普通に迷子になりました…。
それほど、館内は広く多くの作品が展示されています。
美術館内無料の日時
- 月曜日〜金曜日:1900〜2100
- 土曜日:1400〜2100
- 日曜日:1000〜1430
- 国際博物館の日:5月18日
- その他無料の日:4月18日、10月12日、12月6日
プラド美術館に比べたらそれほど混んでいるイメージはなく、館内があまりにも広いのでストレスなく鑑賞できると思います。
ただ、ピカソの「ゲロニカ」は大変人気が高いため、そこだけ人が多いですね。
上の写真は、私が有料の時間帯で入場した際に買ったチケットです。
有料の場合は10€(1300円程度)かかってしまいますね。
アクセス方法 & 施設情報
- 住所:サバティーニ館 52 Santa Isabel Street 28012, Madrid / 新館 Ronda de Atocha Street 28012, Madrid
- 最寄駅:アトーチャ(Atocha)駅(1号線)、バンコデエスパーニャ(Banco de España)駅(2号線)
- 開館時間:月曜〜土曜(10:00〜21:00) / 日曜(10:00〜14:30)
- 休館日:火曜日、1月1日と6日、5月1日と15日、11月9日、12月24日、25日、31日
- 入館料:常設展+企画展(8€)、企画展(4€)
- HP:https://www.museoreinasofia.es/en
マドリードの3大美術館③:ティッセン=ボルネミッサ美術館
マドリード市内の三大美術館の中でも個人のコレクションを美術館として開館しているのはここ「ティッセン=ボルネミッサ美術館」だけです。
これほどの展示数を誇りながら、全てがドイツの「鉄鋼財閥ハインリッヒ・ティッセン・ボルネミッサ男爵」の所有物だと言うのですから驚きですよね。
これほどのプライベートでの美術作品の所有物の数はイギリスの「エリザベス女王」の物に次ぐ、世界で2番目に多いと言われているほどです。
また、作品は全て年代別に分けられて展示されており時代の流れを絵画で感じながら鑑賞することができますね。
時代とともに人々のアートに関する興味・関心が変わっていく様が、とても痛快でしたよ!
美術館内無料の日時
月曜日:1200〜1600
ティッセン=ボルネミッサ美術館は他の美術館と違い、「無料」の開館日が月曜日のみとなっています。
無料で鑑賞したい方は、月曜日を狙い目にマドリードでの滞在期間を検討することが大事ですね。
僕が訪れた時は他のイベントも行なっていたので、プラス2€で総額12€(1300円程度)の支払いでした。
アクセス方法 & 施設情報
- 住所:Paseo del Prado, 8, 28014 Madrid
- 最寄駅:バンコデエスパーニャ(Banco de España)駅(2号線)、アトーチャ(Atocha)駅(1号線)
- 開館時間:月曜(12:00〜16:00)、火曜〜日曜(10:00〜19:00)
- 休館日:1月1日、5月1日、12月25日
- 入館料:常設展(10€)
- HP:https://www.museothyssen.org/en
まとめ:スペインの首都マドリードの美術館を無料で観光しよう!
マドリードはバルセロナと違いとても落ち着いた街で、それほどツーリストも街中では少ない方ですね。
(マドリードって何があるの?)と思う方も多いですが、マドリードには大変有名な美術館が多数あると言うことを覚えておいてください。
滞在中は是非とも今回ご紹介した情報を元に、よりお得に美術館巡りをしてみてくださいね!