AIの進化によって、SEOの世界は確実に変わり始めています。
特にここ数年で強く感じているのが、「テクニカルSEOの理解格差」です。
SPAやJavaScriptを使ったサイトが当たり前になり、検索エンジンのレンダリングやインデックスの仕組みも高度化している一方で、現場では今もなお
- 「SPAはSEOに弱い」
- 「JavaScriptは避けるべき」
といった少し古い認識のまま語られているケースをよく見かけます。
私自身、これまでSEOの実務やコンサルを通じて、SPA/JavaScript SEOに関する相談を何度も受けてきましたが、
記事やスライド、短い説明だけでは「なぜそう判断するのか」まで伝えきれないことに限界を感じていました。
そこで今回、「AI時代のテクニカルSEOを体系的に理解できる講座を、個人でゼロから作る」という挑戦をすることにしました。
講座という形を選んだ理由、SPA / JavaScript SEOが誤解されやすい本当の理由、そして「理解したつもり」で終わらせないためにクイズアプリという学習体験を組み込んだ背景まで。
Takumaこの記事では、UdemyでテクニカルSEO講座を無料公開するに至った経緯と思想を、少し長めに、正直に書いていきます。
なぜ今「AI時代のテクニカルSEO」なのか
ここ1〜2年で、SEOを取り巻く環境は大きく変わりました。
検索結果の表示形式、ユーザーの検索行動、そして何よりAIの介在です。
生成AIによる要約表示や、検索結果上での直接回答が増えたことで、「とりあえず記事を書けば流入が増える」という時代は、ほぼ終わりつつあります。
その中で改めて重要になってきているのが、検索エンジンに正しく理解される構造を作れているかという、テクニカルSEOの領域です。
特に、SPAやJavaScriptを用いたモダンなWebサイトでは、
- クローラはどのHTMLを見ているのか
- JavaScriptの実行タイミングはどう評価されるのか
- レンダリングとインデックスのズレがどこで起きるのか
といった 「仕組みを理解していないと判断できない問題」 が増えています。
一方で、AI時代になるにつれて
- 「SEOはAIがやってくれるもの」
- 「テクニカルSEOはもう重要じゃない」
といった声も聞くようになりました。
ですが実務レベルで見ると、むしろ逆です。
AIが検索結果に介在するようになった今だからこそ、検索エンジンがどうページを解釈し、どの情報を信頼するのかを理解していないと、意図しない形で評価を落としたり、露出の機会を失うケースが増えています。
つまり、これからのSEOでは「テクニック」ではなく「検索エンジンとAIの“読み取り方”を理解した上で設計できるか」がより重要になってきます。



本講座で扱っている「テクニカルSEO」は、単なるチェックリストやツール操作ではなく、AI時代でも通用する“判断軸”を身につけるための土台として位置づけています。
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なぜテクニカルSEO講座を作ろうと思ったのか


テクニカルSEOという言葉は、以前から存在していました。
ですが実務を重ねる中で、私はずっと違和感を感じていました。
それは、「テクニカルSEOが“作業”や“チェックリスト”として扱われすぎている」という点です。
実際の現場では、
- これは本当にSEO上問題なのか
- 仕様として許容すべきか、修正すべきか
- どこまで対応すれば十分なのか
といった 判断が求められる場面 がほとんどです。
しかし多くの解説は、「やるべきことの列挙」で終わってしまい、なぜそう判断するのか まで踏み込まれていないケースが多いと感じていました。
特にSPAやJavaScript SEOに関しては、
- SPAはSEOに弱い
- JavaScriptは極力使わない方がいい
- SSRにしておけば安心
といった、条件反射的な結論だけが一人歩きしている印象があります。
もちろん、これらの考え方が完全に間違っているわけではありません。
ただ、本来重要なのは「そのサイトの構成・目的・制約の中で、どう判断するか」という部分です。
私自身、SEOコンサルや社内レビューを通じてこうした判断の背景を何度も説明してきましたが、短い記事や資料では、どうしても限界がありました。
そこで、「断片的なノウハウ」ではなく思考の順序ごと伝えられる形として、講座というフォーマットを選びました。
また、企業主導の教材ではなく、あえて個人で作ったのにも理由があります。
特定のツールやサービスに依存せず、「この場合はやらない」「これは無理に対応しなくていい」といった判断も含めて、実務目線で正直に話せる形にしたかったからです。



本講座は、「テクニカルSEOを学ぶための正解集」ではなく、テクニカルSEOを“考えられるようになるための土台”として作っています。
SPA / JavaScript SEOが誤解されやすい理由
SPAやJavaScript SEOが誤解されやすい最大の理由は、「仕組みの話」と「実務判断の話」が混ざったまま語られていることだと感じています。
たとえば、
- GoogleはJavaScriptを正しく処理できない
- SPAはクローラにHTMLを返さない
- SSRにしないとインデックスされない
といった話は、一見もっともらしく聞こえます。
しかし、これらは条件付きで成り立つ話であり、前提を無視したまま結論だけが独り歩きしているケースが非常に多いです。
実際のSEOでは、
- 初期HTMLには何が含まれているのか
- どのタイミングでレンダリングされるのか
- URL設計や内部リンクはどうなっているのか
- Googlebotがどの状態のDOMを評価しているのか
といった複数の要素が組み合わさって、「そのサイトは問題があるのか/ないのか」 が決まります。
にもかかわらず、
- 「SPAだからダメ」
- 「JavaScriptだから危険」
というラベルだけで判断してしまうと、本来不要な改修をしたり、逆に見落としてはいけない問題を放置してしまうことがあります。
また、JavaScript SEOはツールの結果だけを見て判断しやすい という点も、誤解を生みやすい要因です。
レンダリングテストやカバレッジ、PageSpeed Insightsの数値などは確かに重要ですが、それらはあくまで「ヒント」にすぎません。
数値やエラー表示そのものが、即「SEO上の問題」を意味するわけではありません。
この講座では、
- なぜその問題が起きるのか
- どこまでがSEOとして対応すべき範囲なのか
- 実装制約がある場合にどう優先順位をつけるのか
といった 判断のプロセス を重視しています。
SPA / JavaScript SEOは、「知っているか・知らないか」ではなく、構造を理解した上で説明できるかどうか が分かれ目になります。



だからこそ、誤解されやすく、属人化しやすい分野でもある一方で、正しく理解できれば AI時代でも強い武器になる領域 だと考えています。
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なぜ“テクニカルSEOクイズアプリ”という形にしたのか
テクニカルSEOは、知識として理解しただけでは実務で使えるようにならない分野だと感じています。
仕様や概念を覚えること自体は、それほど難しくありません。
しかし実際の現場では、
- この状態はSEO上、問題と言えるのか
- どこまで対応すべきで、どこからは過剰対応なのか
- 他の要件と比べて、優先度は高いのか
といった 判断を求められる場面 がほとんどです。
つまり、テクニカルSEOで本当に必要なのは「知識量」よりも、状況を見て判断する力 だと思っています。
そこで今回の講座では、インプットだけで終わらせないために、クイズアプリという形式を取り入れました。
クイズといっても、単なる用語問題や暗記テストではありません。
- 実際のサイト構成を想定した設問
- よくある誤解をあえて含んだ選択肢
- 「一見正しそうだが、実務では違う判断」
といった形で、思考プロセスを問う問題 を中心に設計しています。


間違えた場合も、
- 「なぜその選択肢が違うのか」
- 「どこで判断を誤りやすいのか」
が分かるように解説を入れています。
この形式にした理由はシンプルで、「テクニカルSEOを“説明できるレベル”まで引き上げてほしい」と考えたからです。
自分の中で理解しているつもりでも、第三者に説明しようとすると曖昧になる。そのズレに気づけるのが、クイズ形式の最大のメリットだと思っています。



講座では、「正解を覚えること」ではなく、判断の軸を持つこと をゴールにしています。
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UdemyでテクニカルSEOを学ぶという選択肢
テクニカルSEOを学ぼうとしたとき、多くの人はまず「記事」や「書籍」を探すと思います。
私自身もこれまで、そうした形で情報をインプットしてきました。
ただ、テクニカルSEOという分野に限って言えば、断片的な情報だけでは理解がつながりにくいという課題を強く感じています。
クローリング、レンダリング、インデックス、構造設計。
これらは単体で存在しているのではなく、全体の流れとして理解してはじめて意味を持つ要素です。
その点で、Udemyのような動画講座には、大きなメリットがあります。
- 前提から順序立てて学べる
- 図や画面を使って説明できる
- 分からない部分を何度でも見返せる
特にテクニカルSEOは、「一度聞いて終わり」ではなく理解が追いついたタイミングで見返すことで、はじめて腑に落ちる内容が多い分野です。
また今回、この講座をあえて無料で公開することにしました。
理由はシンプルで、テクニカルSEOは「一部の専門家だけが理解している状態」よりも、現場レベルで正しく理解されていた方が、業界全体にとって健全だと考えているからです。
無料だからといって、概要だけを浅くまとめた講座ではありません。
実務で判断に迷いやすいポイントや、誤解されやすい論点も含めて、有料講座と同じ温度感で作っています。



本講座は、「すぐに成果を出すための裏技」を教えるものではなく、長く使える判断軸を身につけるための教材として使ってもらえたらと思っています。
この講座はこんな人に向いています
この講座は、「SEOをこれから始めたい人」向けの入門講座ではありません。
一方で、テクニカルSEOに強い自信がある人だけを対象にしているわけでもありません。
どちらかというと、次のような悩みや違和感を感じている人に向いています。
- SPAやJavaScriptを使ったサイトを担当しているが、SEO的に何が問題で、何が問題でないのか判断に迷うことがある
- ツールの指摘を見て、対応すべきかどうか毎回悩んでいる
- 「それって本当にSEOに影響あるの?」と聞かれると、うまく説明できないことがある
- テクニカルSEOを学んだつもりでも、実務になると自信が持てない
- AI時代のSEOに対して、何を軸に判断すればいいのか分からない
また、
- SEO担当者として、エンジニアや制作会社とやり取りする機会がある
- 仕様変更や改修の優先順位を、論理的に説明する必要がある
- 「SEO的にダメだから」ではなく、なぜダメなのかを言語化したい
と感じている方にも、フィットする内容になっています。
逆に、
- 具体的な順位上昇テクニックだけを知りたい
- チェックリストやテンプレートだけ欲しい
- すぐに成果が出るノウハウを探している
という方には、あまり向いていないかもしれません。



本講座は、「SEOを判断できる人」になるための土台作りを目的としています。
本講座で得られるもの
この講座で目指しているのは、テクニカルSEOの知識を増やすことではありません。
実務で迷わず判断できる状態を作ることです。
具体的には、次のようなものを持ち帰ってもらえるはずです。
- SPA / JavaScriptを前提としたSEOの考え方
- クローリング・レンダリング・インデックスのつながりを、「仕組み」として説明できる理解
- ツールの指摘を、そのまま鵜呑みにしない判断軸
- 改修が必要かどうかを、論理的に説明する力
- AI時代でもブレない、テクニカルSEOの土台



クイズ形式を通じて、「分かったつもり」を自覚できる設計にしているため、自分の理解度を客観的に確認しながら学習できます。
まとめ:テクニカルSEOは「作業」ではなく「判断」
テクニカルSEOは、チェックリストをこなす作業でも、ツールの警告を消すことでもありません。
本来は、検索エンジンが何を見て、どう評価しているのかを理解した上で、状況に応じて判断するためのスキルです。
AIが検索結果に深く関与するようになった今、その重要性はむしろ高まっていると感じています。
今回公開したUdemy講座は、「すぐに結果を出すためのノウハウ」ではなく、長く使える判断軸を身につけるための教材として作りました。
無料で公開しているので、必要なところだけでも構いません。



「今の自分に足りない視点があるかどうか」を、確認するつもりで見てもらえたら嬉しいです。
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