こんにちは!トラベルライターのTAKUMAです。
ドイツへ移り住んでから約1ヶ月が経ちましたが、今のところ大きなトラブル等もなく快適に過ごすことができています。
今回は、そんな海外生活ではなくてはならないネット環境を確保するための、おすすめの海外SIMカードに関して詳しくご紹介していきます。
海外で使えるおすすめのSIMカードとは?

そもそも「海外SIMカード」とは、日本だけではなく海外でも使えるSIMカードのことをさします。
スマホにはそれぞれインターネットに接続するためにSIMカードが内蔵されており、このSIMカードが挿入されていないとネットに接続することができません。
国内ではキャリア(auやドコモ、SoftBankなど)や格安SIMが有名ですが、それらのSIMカードは海外で使用してしまうとかなり高額な料金を後で請求される場合がほとんどです。
高額な料金を支払ってまで海外でキャリアや格安SIMを使用したくないですよね。
しかし、海外SIMカードであればかなりお安く海外で日本にいる時の様にネットを使用することができる様になるんです。
海外SIMカードの選び方

海外SIMカードと一言でいってもその数は膨大に存在しており、使用する国や地域でおすすめできる海外SIMカードが違ってきます。
勿論、使用用途によっても違いがあるので、しっかりと自身にあった海外SIMカードを選ぶことが大切です。
具体的な海外SIMカードの選び方としては、3つあります。
- 複数の国で使用するのかそれとも1つの国だけで使用するのか
- プリペイド式かチャージ式か
- 実際の利用料金はどのくらいか
以下から、詳しくそれぞれ見ていきましょう。
複数の国で使用するのかそれとも1つの国だけで使用するのか
海外SIMカードには複数の国で使用できるものと、1つの国だけでしか使用できないものの2つのタイプに分かれています。
ご自身が仮に複数の国へ海外旅行される場合は、複数の国で使用できる海外SIMカードを1枚持っているだけで差し替える手間は省けるのでかなり便利です。
国ごとに海外SIMカードを購入するよりも複数行くことが予めわかっているのであれば、複数国で利用可能な海外SIMカードを利用することをお勧めしますね。
プリペイド式かチャージ式か
海外SIMカードには使い捨てのプリペイド式と、データ容量が無くなったらチャージができるチャージ式の2つのタイプがあります。
例えばあなたのが数日程度の海外旅行を計画しているのであれば、プリペイド式で十分困らないことでしょう。
仮に長期間の海外旅行を計画されているのであれば、途中でデータ容量が不足してしまうことを考えるとチャージ式の方が利便性が高いですよね。
この様にご自身の旅行期間に合わせて、プリペイド式かチャージ式かのどちらかを選ぶことが大切です。
SIMカードの利用料金はどのくらいか
海外SIMカードは前述した様にかなり種類が多いので、実際の利用料金で比較することも大切ですね。
利用料金に関しては日本で使われる格安SIMと変わらないほどの値段で、海外でも使用できる様になっているので大変お得です。
キャリアの海外プランを使用すると軽く1万円を超えてしまいますが、海外SIMカードであれば数千円で快適に海外でネットを使用することができます。
おすすめの海外で使えるSIMカードをご紹介

実際に一つの国でしか使用しない方は、その国の国際空港などでプリペイド式のSIMカードを購入した方が早いかも知れません。
しかし、設定などの手間を考えたら英語で説明されてもチンプンカンプンになる場合があるので、日本で設定した方が便利ですよね。
日本だとAmazonで気軽に購入できて渡航日直前に設定して行けば、現地に着いてすぐにでも使用する事ができます。
また、以下からエリア別におすすめの海外SIMカードに関してご紹介していきますね。
ヨーロッパで使う方におすすめの海外SIMカード
ヨーロッパで使用を検討されている方は、前述した「MightySIM」が大変おすすめです
1GB2,800円から使用できる様になっており、ヨーロッパ諸国であればSIMカードを切り替える手間などもありません。
具体的な料金体系に関しては、以下の通りです。
データ容量 | 料金 |
500MB | 2200円 |
1GB | 2800円 |
2GB | 4600円 |
3GB | 6400円 |
上記の料金プランに関してはあくまでもヨーロッパ諸国(33ヵ国)で使用できるコースとなっています。
利用できるコースに関してはゾーン別に分けられており、ゾーンは全部で3つに分けられます。
- ゾーン1:ヨーロッパ諸国(33ヵ国)
- ゾーン2:ヨーロッパ諸国(33ヵ国)+ 主要33ヵ国
- ゾーン3:世界110ヵ国以上
使用できるゾーンを広くすることによってデータ容量の料金も高くなる仕組みですね。詳しくはこちらからご確認ください。
東南アジアで使う方におすすめの海外SIMカード
東南アジアで海外SIMカードの利用を考えている方には、以下のSIMカードがおすすめです。
プリペイド式でありながら8日間4Gが使い放題となっており、通信容量が無制限なので通信制限等を気にすることなく自由に現地ではネットを利用する事ができます。
1週間程度で東南アジア諸国を旅行される方にはピッタリの海外SIMカードですね。
ちなみに、こちらの海外SIMカードプリペイド式と書いてありますが、実は日本のクレジットカードでチャージもできるようです。
また、利用できる国に関しては、上記の商品リンクからご確認くださいませ。
海外で使えるSIMカードの購入方法

海外で使えるSIMカードの購入方法としては、
- 現地で調達する
- 日本で通販サイトを活用して調達する
のどちらかになります。ただ渡航先で海外SIMカードを購入する場合は、設定まで全て英語で説明される事が多いので、初心者の方にはかなりハードルが高いです。
英語が得意な方であれば問題ないのですが、スマホのSIMロック解除やその他の設定などに疎い方には大変難しいと思います。
ですので、初めて海外SIMカードを利用する方は出来るだけ日本で設定してから、渡航先で利用する方が無難と言えますね。
海外SIMカードを利用するメリットとデメリット

ここでは、海外SIMカードのメリットとデメリットに関して、それぞれ詳しくみていきましょう。
海外SIMカードの最大のメリットは、現地でも日本と同じようにネットが活用できることにあります。
特に海外だと日本にいる時のように言語が通じないので道に迷ったりおすすめのレストランを探したり、観光スポットへ行くのも一苦労です。
英語が達者な方であれば近隣の人に尋ねながら行動することもできますが、そうでない方はネットがないとかなり海外旅行のハードルが高くなってしまいます。
そういった点で海外SIMカードがあるとネットがフルに活用できるので、かなり便利なんですね。以下からその他のメリットやデメリットに関してみていきましょう。
海外SIMカードを利用するメリット
- 海外でも安く利用できる
- 使い過ぎて高額請求されることがない
- チャージタイプだと何度でも使える
- 1枚の海外SIMカードだけで複数の国で使えるタイプもある
キャリアが提供しているSIMカードだと海外で使用したりすると、後で高額な請求がきてしまいかねません。
その点海外SIMカードだとプリペイド式やチャージ式となっているので、使い過ぎて高額請求がくることもまずありませんね。
基本的に日本で使える格安SIM同様にかなり安い値段設定となっているので、キャリアSIMカードを海外で使用するよりも圧倒的にコスパが良いです。
また、海外SIMカードは複数の国で使えるタイプもあるので、わざわざ国別にSIMカードを差し替える必要性がないのも嬉しいポイントですね。
海外SIMカードを利用するデメリット
- 初めての方は設定が面倒に感じる
- スマホのSIMロック解除をしないと使えない
- 現地でSIMカードを購入する場合は、英語説明なので設定が更に面倒
海外SIMカードの最大のデメリットは、初めて使用する方には設定が面倒に感じてしまうことでしょう。
基本的には海外SIMカードを使用する際には、スマホのSIMロック解除が必要になっています。
このSIMロック解除とは、キャリアで購入したスマホを使用している方に必要な設定です。
キャリアでは他の業者のSIMカードで端末が使えないように、予めスマホにロックをかけているんですね。
このロックを解除しないことには、海外SIMカードは使えないので注意が必要です。
海外SIMカードの使い方と設定方法

ここでは海外SIMカードの具体的な使い方とその設定方法に関して、詳しくみてきましょう。
海外SIMカードを利用するにあたり一番大事なのはSIMロック解除を忘れてはいけないということです。
SIMロック解除を行っていないと、基本的には海外SIMカードを利用する事ができませんので、こればかりは日本でサクッと終わらせておく事が大切です。
海外SIMカードは日本で設定した方が良い理由
前述した通り、海外でSIMカードの設定を行うと何かと面倒です。
国際空港などで販売されている海外SIMカードでも良いのですが、英語で説明される事が多いので英語が苦手な方には全く分からないと思います。
メーカーによっては、設定から利用開始まで全てスタッフが行ってくれるところもありますが、そういったところばかりではないので注意が必要ですね。
また、前述したようにSIMロック解除の問題もありますので、必ず初めて使用される方は日本で設定を行ってから渡航するようにしてください。
海外SIMカードを使用する際の注意点
海外SIMカードを使用する前に以下のような注意点を、しっかりと把握しておきましょう。
- 海外SIMカードのデータ容量には有効期限がある
- チャージ式とプリペイド式があるので、旅行期間によって使い分ける
- スマホのSIMロック解除をしていないと使えない
- 海外SIMカードの発行手数料がかかる場合もある
- 中には料金体系が複雑な海外SIMカードもある
海外SIMカードで使えるデータ容量には有効期限があります。
中には次の月に繰り越される海外SIMカードもあるかも知れませんが、基本的には1ヶ月間の使用期限が設けてあります。
私がドイツで今使用している「MightySIM」もオートチャージとなっていますが、チャージされたデータ容量は1ヶ月の使用期限が設けてあり、それを過ぎるとデータ容量が0になってしまいます。
その他、海外SIMカードの料金体系がとても複雑になっているメーカーもあるので、しっかりと日本で確認してから使用するのが一番ですね。
海外旅行には海外SIMカードがオススメ!

海外SIMカードはレンタルWi-fiや、キャリアで使える海外オプションプラン等と比較するとかなりコスパが良くて便利です。
SIMカードを切り替えるだけで日本にいる時のようにネットが自由に使えるので、現地へ行ってもストレスなく観光スポットへアクセスできますね。
その他、SNS等の利用や友達への連絡も気軽にできるので、これから海外旅行へ行かれる際には是非とも持参して欲しいアイテムです。