海外在住のフリーランスが国外から確定申告する方法【e-Taxで簡単にできる】

今年から海外留学を考えている矢先に、ふと(確定申告って海外からできるの?)と思ったので、海外からの確定申告の方法について今回はまとめてみました。

基本的には、海外からの確定申告は可能となっており、主な方法としては2つあります。

  1. 納税管理人を立てて代わりに確定申告してもらう
  2. e-Tax を使って確定申告する

この2つの方法であれば、本人が海外にいても日本での確定申告が可能です。

目次

海外フリーランスの確定申告の方法は2つある

海外フリーランスの確定申告の方法としては、前述した通り2つあります。

以下から、それぞれ分かりやすく解説して行きますね。

納税管理人を立てて代わりに確定申告してもらう

簡単に言ったら代わりの人に確定申告してもらう方法ですね。

これには代理人を指定するための予めの申請が必要なため、海外へ出る前に税務署へ赴き代理人を誰にするか決めておかなけれななりません。

代理人としては、みじかな友人でも良いですし掛かり付けの税理士や家族でも良いでしょう。

一番無難なのは、家族の中でも確定申告を行なったことがある方を指定しておくのがベストですが、いない場合は両親もしくは兄弟を指定しておくことをおすすめします。

また、詳しい代理人申請の方法については、税務庁サイト「海外勤務と納税管理人の選任」に書かれているので参考にしてみてくださいね。

e-Tax を使って確定申告する

e-taxとは、オンラインで確定申告するシステムのことです。

e-taxでの申請は海外からも可能となっており、日本にあなたの住民票がある限りできないことはありません。

また、e-taxで申請する場合はお近くの税務署から発行されるIDとPWが必要なため、日本にいる時に予め発行手続きを行なっておきましょう。

発行手続きに関しては、マイナンバーカードが必要なため持参してから最寄りの税務署へ行くようにしてください。

海外フリーランスは源泉徴収は支払わないと行けないの?

海外フリーランスの方で日本に住民票がない場合、源泉徴収に関しては支払う義務がありません。

海外フリーランスとして、他の国へ移住した場合はその国のルールに従って、納税しなければなりません。

万が一、日本のクライアントさんから源泉徴収された場合は、払い戻してもらうように申し出ましょう。

この時に、ご本人が本当に海外滞在しているのかの証明書類が、必要になります。

海外フリーランスの確定申告には”MFクラウド”がおすすめ

海外フリーランスに関わらず、国内のフリーランスの多くが確定申告時には会計ソフトを利用しています。

そんな数ある会計ソフトの中でも特におすすめなのが「MFクラウド」。

僕も3年使い続けている会計ソフトで、クレジットカード情報やネットバンクの情報を登録しておくと自動で収支を計算してくれるのでとても便利です。

確定申告時になると、少し編集するだけで数時間とかからずに申告書の作成が完了してしまう優れもの。

個人でビジネスを行われている全ての人に、おすすめできるサービスですね。

まとめ:海外フリーランスも国外から確定申告はできる!

海外フリーランスになると、何かと確定申告やビザなどの問題に敏感になりがち。

特に日本から住民票を抜いて海外で生活している人からすると、その国のルールに従って税金を納めないと行けないですからもっと大変ですよね。

「税金が国を動かしている」と言っても過言ではないですので、外国で税金を納めていない人は日本で納めるようにしましょう。

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この記事を書いた人

Takuma Oka Takuma Oka 外資系SEOスペシャリスト

SEO・AI・web3が大好きなWebマーケターです。フィリピン(マニラ)外資系企業で『日本人SEOスペシャリスト』としてフルリモート勤務。サイトM&AやKindle出版、Udemy講師の経験も。元航空自衛官。主に東南アジア諸国を拠点にしています。SEO歴は8年目です。趣味は、中国語の勉強とランニング。

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