どーも!
TAKUMAです!
札幌といえば、皆さんサッポロビールですよね〜
北海道では、居酒屋やBARに行くと必ずと言っていいほどサッポロビールがあります。
そんなメジャーなこのビールですが、実はビールは北海道が発祥の地だと知ってましたか?
今回は、そんなビール発祥の地でもある北海道のサッポロビール工場に工場見学に行って来たので、サクッと分かりやすくその見所をまとめてみました!
是非とも、札幌で観光する機会がある方は参考してみて下さいね。
札幌ビール工場の見どころ

サッポロビール本社があるのは、東京ですが製造工場は全国各地にあります。
そんな、北海道の製造工場では工場内の見学が出来ちゃうんです。
工場内には、原料からビールを作る工程が学べてしかも最後には「サッポロ黒ラベル」と「サッポロクラシックビール」の飲み比べなんかも出来ちゃいます。
そんな魅力溢れるビール好きにはたまらない、工場では若い子たちもこぞって見学に訪れているそうですよ。
てな訳で、せっかく札幌に観光に来たのでサッポロビール工場見学に行って来ました。
サッポロビール北海道工場までの行き方

北海道は、面白い駅名がたくさんあるので探して見て下さいね。
工場までのアクセス方法としては、電車がおすすめです。
お車をお持ちの方は、無料の駐車場が準備されてますので車でもいいかもしれませんね。
しかし、車で行くと美味しい出来立てのビールが飲めない人が出てくるのでやっぱり電車が良いですよ。
電車で行く場合は、札幌駅から乗って「サッポロビール庭園」で降りて下さい。
そこから、駅を出て左手に歩道があるので道路に沿って約5分ほど歩いて行くと、サッポロビール工場が見えて来ますよ。


工場の敷地に入りますと、以下のようなレストランの案内が立っている入り口が見えて来ます。

この建物には、美味しいジンギスカンが食べれるレストランがあります。
もちろん、出来立ての生ビールも一緒に頂けますよ。
また、中には工場見学の出口も用意してあるので、最後はまたここに戻ってくるようになってます。
帰りもアクセスしやすくて良いですね。
工場見学をする際は、中のフロントのスタッフに声をかけてみて下さい。

チケットを買ったら、バスで移動します。
バスは、もちろん無料ですよ。

この日は、平日ということもありお客さんは僕1人!
貸切状態でした。
約5分ぐらいすると、工場見学の入り口につきます。

ここから、工場見学開始ですね。
サッポロビール工場見学の様子

工場内のロビーで写真が撮れます。
中には入ると、女性スタッフがさっそく工場内を案内してくれます。
工場見学は、だいたい約1時間ほどあり最初はサッポロビールの歴史から分かりやすくパネルを使って説明してくれますよ。
北海道でのビールの生産が始まった理由は、もともと北海道を開拓するための事業として始めたのがキッカケだそうです。
よく言われる「開拓事業」ってヤツですね。
ビールの歴史だけでも、聞いていて大変勉強になるので工場見学マジおすすめです。

最初のロビーにも、パネルで北海道のビールの歴史について書かれてます。
最初の建物から、通路を渡って行くと今度はビールの原料についてサクッと説明があります。
ビールの原料と言いますと、「大麦」と「ホップ」が有名ですが、その他にもお米などを使ったビールもあるそうです。
そして、北海道ではビールに欠かせない「水」が大変水質もよく美味しいのも特徴ですね。
ビール工場がこの北海道の地に出来た理由も、この「水」にあると言われています。


こちらが、大麦ですね。
だいたい、ビール1缶にこれぐらいの大麦が入っているそうです。
ちょっとびっくりですね。
日本人は、どれだけ大麦飲んでいるのでしょうか…不思議です。

大麦もそのまま使うのではなく、乾燥させてから使います。
そして、ホップなんですがこれに関しても外で栽培されており、その大きさは大体手のひらに乗るぐらいしかないのですが、その木の大きさは約10メートルぐらい伸びるそうですよ。
人間では手が届かないので、収穫はすべて機械で行っているらしいです。
もちろん、サッポロビールと農家さんが契約栽培して管理しています。
農園自体は、日本・ドイツ・マレーシアといった様々な国で栽培しています。

ホップ自体も、そのまま使うのではなく一旦乾燥させてから使います。

「ホップ」も「大麦」も乾燥させてから使いますが、その後はしっかりとデンプンを出すために水と熱を加えてドロドロに溶かしてから、途中で発酵させるために「酵母」を加えて徐々にビールにしていきます。

この時のビールを「若ビール」と呼びます。
その過程で、最後に酵母を取り除く際に「フィルター」を使うか「熱処理」するかで、「生ビール」または「ラガービール」と呼び名が変わって来ます。
- フィルターを使っている=生ビール
- 熱処理している=ラガービール
普段、「生ビール」と読んでいたものは実はこの「フィルター」でこしているかどうかの違いだったんですね。
「生」の意味は、別にジョッキで直接注いで飲むからではなかったのは驚きです。
また、この後は写真撮影や動画撮影はNGと言われたので、載せてませんが工場内のライン工程で流れてくる缶ビールや瓶ビールが直に見れます。
運が良ければ、スタッフが実演して見せてくれるビール缶の蓋をつける機械で作った、「サッポロクラシックビール貯金箱」がもらえますよ。

1回の工場見学で1個しか実演して作ってくれないので、もらった方はラッキーですね!
サッポロビール工場見学に参加するとビールの飲み比べができる

工場見学を終えると、最後は「サッポロ黒ラベル」と「サッポロクラシック」の飲み比べができます。
「サッポロ黒ラベル」の特徴は、スタンダードな味って感じで全国にも販売してあるおなじみのビールです。
ちなみに、黒ラベルの由来はその名の通り当時、ラベルが黒かったのでお客さんが「黒ラベル」と呼んでいたことからきています。
また「サッポロクラシック」は、北海道限定のビールで北海道にしかないオリジナルのものです。
味としては、黒ラベルと比べると清涼感のあるさっぱりとした飲みやすいビールですね。
北海道に来た際には、お土産として買って帰る人が多いのがクラシックビールです。

着いたら、最初に黒ラベルとおつまみが渡されます。
個人的には、クラシックビールが飲みやすくて喉ごしも良く好きですね。
飲み比べが終わると、今度はスタッフが「美味しいビールの飲み方」と「美味しいビールの注ぎ方」について実演してくれます。
美味しいサッポロビールの注ぎ方

注ぎ方なんて、適当でいいんじゃない?
と思ってましたが、実際に目の前で正しい注ぎ方を見せてもらったら、自分が普段注いでいるビールの100倍美味しそうに見えましたよ。
- 少し高い位置から勢いよく注ぎます。泡がグラスの6割ぐらいまで来たらストップです。
- 上面の粗い泡が落ち着いてたら、ゆっくりと注ぎます。もう一度、泡が落ち着くまで待ちます。
- 慎重に注ぎ、泡を盛り上げて完成です。泡3割、液体7割が美味しいビールの黄金比ですよ。


サッポロビールの美味しい飲み方

これも教えていただいて、びっくりしたのですが飲み方までしっかりとあるんですね〜
ビールのキメ細かな泡は泡持ちがよく、ビールの香りや炭酸ガスを逃しにくい「ふた」の役割を果たしています。
喉越しを良く感じるために背筋を伸ばし、顎を上げて喉から一直線に流し込むようにイメージし、泡を上唇で押さえてビールだけを喉に流し込むように飲むのが美味しいビールの飲み方です。
実際に、この飲み方で飲んだら普段のビールより大変美味しく感じられましたよ。

札幌ビール工場のレストランでジンギスカンが食べれる【予約不要】

ビール工場見学の出口に着きますと、右手に美味しいジンギスカンと出来立ての美味しいビールが味わえるレストランがあります。
ここのジンギスカンがめちゃくちゃ美味しいので、是非ともお時間のある方は食してみて下さいね。
値段は、¥3000ちょっとで食べ放題です。
もちろん、単品も多数ありますしランチメニューも準備されてますよ。



サッポロビール工場見学に参加した後は美味しいジンギスカンを堪能しよう

今まで何気なく飲んでいたビールには、こんな歴史があってこんな正しい飲み方もあったのか!と大変勉強になる工場見学でした。
ビール好きな人なら、絶対行きたいと思える場所なので是非とも機会のある方は行ってみて下さいね。
きっと帰る頃には、顔真っ赤になって千鳥足で帰っていることでしょうw
でわまた。