Hello!
バリ島に滞在中のトラベルライターTAKUMAです!
日本ほど平和な国は、世界で探しても数えるほどしかないのはご存知でしょうか。
日本にいる感覚で海外で旅行すると、必ず大なり小なりトラブルに巻き込まれます。
結論から言うとバリ島は日本よりも、治安は悪いです。
バリ島は日本人には親しみやすい観光地の一つですが、しっかりとバリ島へ行く前に正しい情報収集と準備を行いましょう。
バリ島旅行を安全安心に楽しむために大事なこと
まずバリ島に限らず、海外旅行へ行く際には必ず海外保険には加入しておきましょう。
海外の病院では当たり前ですが、日本の保険証は使えません。
全額自己負担になるので、国によっては膨大な金額を請求される恐れがあります。
万が一そのようなことになってもいいように、海外旅行へ行く前にしっかりとクレジットカード付帯の海外旅行保険へ加入しておきましょう。
バリ島の安全情報を確認しておこう
バリ島に行く前に、しっかりと現地の安全状況を確認しておきましょう。
日本の外務省の公式サイトには、新しい安全情報が毎回更新されているのでチェックしてみましょう。
2018年現在、外務省の発表する海外安全情報では危険レベル「レベル1:十分注意してください」となっています。
他の国に行く際にも、しっかりと外務省のサイトはチェックして行ったほうが良いです。
バリ島のエリア別の治安状況をチェックしよう!
- クタ:スリや置き引き、麻薬被害が多い地区(ひったくりも多いので狭い路地などは、注意が必要)
- ウブド:かなり治安は良い(夜の女性の一人歩きは控えた方が良い)
- スミニャック:かなり治安は良い
- ヌサドゥア:治安は良い(置き引き被害がたまにあるので注意が必要)
- レギャン:スリ多発エリア(スマホなどは特に注意して持ち歩くこと)
バリ島は意外にも広いので、ご自身が行く観光地によっても治安状況が変わってきます。
基本的にはクラブなどの多いクタ地区やレギャン地区を避けていれば、大丈夫ですが初めての方はウブドやスミニャックに宿をとって観光したほうが良いでしょう。
どの地区でも同じですが、女性の夜の一人歩きは危険ですのでやめておきましょうね。
バリ島で日本人がよく合う被害の種類を知っておこう
インドネシアにあるバリ島では、日本人がよくあう被害だけあげてもざっと9つあります。
- スリ・置き引き被害
- ぼったくり被害
- ひったくり被害(バイクに2人乗りしている時は注意が必要)
- スキミング被害(人通りの少ないATMは利用しないこと)
- マネーチェンジャー被害(レートが良すぎるマネーチェンジャーは要注意)
- 薬物被害(インドネシアでは所持だけでも禁固刑や死刑)
- 睡眠薬強盗(現地の人の食事の誘いなどでかかる)
- トランプ被害詐欺(巧妙な日本語で自宅まで誘ってくる人は要注意)
- 狂犬病(バリ島は放し飼いの犬が大変多い)
どれも過去に日本人が被害にあってますので、十分に理解して現地では回避できるようにしておきましょう。
以下から、一つずつ解説していきます。
バリ島あるある:スリ・置き引き被害
スリや置き引きは、大きな商業施設や観光地に多いです。
置き引きなどは、安全な地域でのホテルでもたまにおきたりするので、注意が必要ですね。
基本的にご自身のバックやキャリーケースから離れる時は、ホテルのフロントに預けるようにしましょう。
また、スリは狭い路地を通る時や人ごみにいるときに多いので、合わないように安全対策をしておきましょう。
バリ島あるある:ぼったくり被害
優しくて真面目な日本人が一番被害にあっているのが、ぼったくりです。
特にデンパサール国際空港の入国審査が終わり、表に出たらたくさんのぼったくりタクシー運転手があなたをカモにしようと待ち構えています。
バリ島には、電車や市営バスなどがないので移動は基本的にタクシーかバイクタクシーになります。
バリ島あるある:ひったくり被害
ひったくり被害に合うケースとしては、バイクに2人乗りしている時は注意が必要です。
後ろに乗っている一人が、バックを掴んで盗んでいきますので不用意に手に貴重品が入ったバックや買い物袋を持っているとサクッと盗まれます。
そうならないように、しっかりと貴重品は首から下げれるポシェットなどに入れておきましょう。
バリ島あるある:スキミング被害
スキミング被害とは、クレジットカード情報を盗まれて悪用される被害のことです。
クレジットカード情報を盗んで、複製のカードを作り限度額いっぱい引き出されたりするとことで、あなたに後日巨額の請求額が来ることがあります。
こうならないように、スキミング被害には十分に注意しなければなりません。
予防策としては、人通りの少ないATMは利用しないことにつきます。
バリ島あるある:マネーチェンジャー被害
マネーチェンジャーとは、両替する人のことを言います。
バリ島ではルピア(Rp)という通貨が使われており、日本の空港や現地の空港で現金を両替するよりはバリ島の街中の両替所の方がレートがいいです。
しかし、あまりにもレートが良すぎるマネーチェンジャーは注意が必要です。
看板には、好条件のレートが表示されていても実際に両替したら手元に来たのは、少額だったといった被害も出ています。
基本的には、バリ島のデンパサール国際空港のATMでクレジットカードを活用しキャッシングで現地で必要なお金を引き出しておきましょう。
バリ島あるある:薬物被害
バリ島では薬物の購入を進めてくる売人が、後を絶ちません。
現地で「マリファナ!マリファナ!」といって、近づいてくる人には要注意です。
インドネシアでは薬物の所持だけでも、禁固刑または死刑と定められているので絶対に買わないようにしましょう。
バリ島あるある:睡眠薬強盗
睡眠薬被害は、主にクタ地区などの観光客が特に集まるエリアで被害に合うことが多いです。
現地のかっこいい男性や可愛くて綺麗な女性には、特に要注意です。
街中で、声をかけられても絶対についていかないようにしましょう。
彼ら彼女らの手口としては、一緒に食事に誘い飲み物などにこっそりと睡眠薬を入れて、ターゲットが寝ているうちに貴重品を盗むといった感じです。
バリ島あるある:トランプ被害詐欺
トランプ被害とはゲームに持ちかけることで、観光客からお金を巻き上げる手口です。
この手の手口としては、巧妙な日本語で自宅まで誘ってくる人は特に要注意で、自宅に誘っていきなり「トランプゲームでもやろうぜ!」と持ちかけられます。
誘われた自宅には、もはやアジトといってもいいぐらいの数名の仲間がスタンバイしており、付いて行ったが最後カモられて終わります。
当たり前ですが、くれぐれも怪しい人には付いていかないようにしましょう。
バリ島あるある:狂犬病
バリ島には至るところに、放し飼いの犬がいます。
街中はもとより、ビーチや観光施設の周辺まで様々な犬が放し飼いになっています。
可愛いからといってむやみやたらとじゃれ合ったりすると、噛まれて病院送りなどになりまねません。
現地の犬には、絶対に近づかないようにしましょう。
インドネシアのテロ事件はバリ島に影響がないのか?
インドネシアにあるジャカルタでは、テロ事件が多発しています。
これはイスラム過激派によるテロ事件とされており、これからバリ島へ行くかたはとても心配ですよね。
しかし、安心してください。
バリ島はインドネシアでは珍しくイスラム教徒ではなく、ヒンドゥー教徒が多いエリアなので大変テロなどが起きる可能性は低いとされています。
テロが起きやすいと考えられているのは、ラマダン期間中やその前後だけですので、その時期を外してバリ島旅行するのがおすすめですね。
イスラム暦(一年が三百五十四日の太陰暦による)の九月。断食月。
健康な人は日の出から日没まで、飲食を絶つ決まりがある。
バリ島は火山噴火の危険性があるのか?
バリ島では2017年9月に、島内にあるアグン山にて火山危険度が最高レベルまで上がりました。
当時は観光客も当然予定していた旅行をキャンセルしたため、その時の経済損失は約900億円と言われています。
しかし、現在は危険レベル1まで落ちているので滞在期間中に火山噴火の危険性は、特にありません。
バリ島旅行は子連れでも大丈夫なのか?
子連れの場合は、以下の条件を守っていればトラブルに遭遇することはありません。
- 安全なホテル
- 移動は極力タクシーやツアーバスを利用
- 夜は出歩かない
子連れの場合は特に警戒するかも知れませんが、行く前からしっかりと必要な準備や持ち物が準備できていれば大丈夫です。
- 海外保険付帯のクレジットカードを持参
- 不安なら子供に予防接種を受けさせる
バリ島に行ったら現地で気をつけたいこと
バリ島に限らず海外に行く際には、その国の文化や常識を予め知っていないと思わぬトラブルになる危険性があります。
バリ島に行く際には、以下の4つのことを気をつけましょう。
- 左手で握手しないこと
- チャナイを踏まないこと
- 現地の水道水は飲まないこと
- バリ島の警察は信用できない
以下から一つずつ詳しく、解説していきます。
左手で握手をしないこと
バリ島の現地の人と仲良くなったからといって、絶対に左手で握手を求めてはいけません。
バリ島の現地の人の中では左手で、物事を行うのは失礼にあたります。
これは物のやり取りに関しても、食事をする際に関しても同じで左は基本的に使わないようにしましょう。
相手によっては、ケンカなどになりかねませんので注意してくださいね。
万が一左手を使う際には、一言相手に言えばOKです。
チャナンを踏まないこと
バリ島内を観光していると、道端やホテルの入り口などにこのような飾り物が落ちている場合があります。
これはチャナンと呼ばれるもので、バリ・ヒンドゥー教を信仰しているバリ人にとってチャナンは神様へのお供え物になります。
それを踏んだとあれば、現地の人から怒られること間違いなしです。
現地の水道水は飲まないこと
日本のように蛇口の水がそのまま飲めるのは、どこの国でもありえません。
バリ島に来た際には、絶対に現地の水道水は飲まないようにしましょう。
日本のような感覚で飲むと、一発で下痢になってしまいます。
バリ島の警察は基本信頼できない
バリ島の警察ほど、当てにならないものはありません。
バリ島内でものを無くしたり盗まれたりしたら、絶対に帰ってこないと思っておきましょう。
仮にバリ島の警察に駆け込んでも、煙たがれるだけですので。
まとめ:バリ島へ行く前に正しい情報収集と準備をしっかりと行おう!
バリ島の治安は日本よりも悪いですが、昨年は日本人の観光客は約25万人も訪れています。
それほど日本人にとっても、バリ島はリゾート地として有名で憧れの土地の一つです。
今回ご紹介した中でも現地で特に多い、ぼったくり被害だけは回避できるよにしておきましょう。
行く前にしっかりと正しい情報取集を行い、準備して行くようにしてください。