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カニバリゼーションとは?成功例・失敗例を元に具体的な対策法を解説

カニバリゼーション
okatakuma
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知識0からなんとかこのブログを立ち上げて今年で3年目になりますが、9月末のGoogleアップデートにより主要記事が全部吹っ飛びかなりアクセス削られましたよ…。

Googleアナリティクス
出典:Googleアナリティクス
TAKUMA
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前回もこのようなことがあったので立ち直しは出来るのですが、流石に2回目ともなると萎えますね…。

という事で今回は上位検索から吹っ飛ばされた原因となっていた、カニバリゼーションの改善方法についてサクッとまとめていきたいと思います。

実際にはこれが全ての原因ではないのですが、カニバっていると記事の評価が分散して検索で上位表示取れにくくなるので今回の出来事を機にテコ入れを行いました。

TAKUMA OKA
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トラベルライター
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SEO・AI・英語学習が大好きなWebマーケターです。フィリピン(マニラ)外資系企業で『日本人SEOスペシャリスト』として勤務。フリーランスとして7年間の活動経験あり。サイトM&AやKindle出版、Udemy講師の経験も。元航空自衛官。世界20カ国ほど放浪してフィリピンに落ち着きました。
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カニバリゼーションとは?

カニバリゼーション

カニバリゼーションとは、サイト内で似通ったコンテンツを作ることにより、Googleの評価が分散してしまい同じサイトの記事同士で干渉してしまうことをさします。

このような現象を専門用語で「リンクビルディングの分散」とも呼びます。リンクビルディングとは他のサイトから被リンクを獲得することを意味します。

簡単にいったらせっかく他の外部サイトから被リンクを受けていても、カニバリゼーションを起こしていることで評価が分散してしまうわけですね。

カニバリゼーションの分かりやすい事例

私のブログでは「サッカースパイク おすすめ」でカニバリゼーションを起こしていたため、なかなか検索で上位表示できていない状態でした。

そういった状況もあり2019年9月末のグーグルアップデートでかなり検索順位が下がってしまったので、このカニバリゼーションを解消するためにテコ入れを行ました。

もっと簡単にいうと、一つのキーワードで複数の記事を書いていたため、カニバリゼーション が起こったわけですね。

というのも、私自身がそういった現象があることを知らない時に書いた記事なので、事前に対策を取ることができなかったわけです。

カニバリゼーションの原因

カニバリゼーションの主な原因としては2つ挙げられます。

  1. ブログ内のコンテンツが同じような内容だった場合
  2. ページのタイトルが同じような内容だった場合

これだけだとブログ初心者の方には分かりにくいので、以下からそれぞれ詳しく解説しますね。

ブログ内のコンテンツが同じような内容だった場合

カニバリゼーションが起こる原因として一番に上げられるのが、ブログ内に同じような内容の記事が複数ある場合です。

私の場合はこれに該当し、一つのキーワードで複数の同じような内容の記事を書いてしまったため、カニバリゼーションを起こしてしまったのです。

基本的には「1キーワードに対し1記事」といったことを守ってコンテンツ作成を行うとカニバリゼーションを引き起こすことはありません。

ページのタイトルが同じような内容だった場合

ページタイトルが同じような内容だった場合にもカニバリゼーションを引き起こします。

これは狙っているキーワードがかぶっている場合に起こることなので、必ず似通ったよう記事を書く場合にはタイトルを変えるか、一つの記事に統合するようにしましょう。

そうすることでカニバリゼーションを防ぐことができます。

カニバリゼーションの改善方法

カニバリゼーション

カニバリゼーションの改善方法としては、以下のような手段があります。

  1. 内部リンクの調整
  2. 記事のタイトルを調整する
  3. 類似している記事を一つにまとめる
  4. トップに表示させたい記事に関連記事を増やす

一番簡単な方法としては記事のタイトルを調整することですね。

といっても内容が似通っていると同じことなので、その他の改善方法も上手く活用しながらGoogleにどの記事を一番評価して欲しいのか識別させることが大切になってきます。

以下からそれぞれ分かりやすく解説しますね。

内部リンクの調整

重複している記事の内部リンクを調整する事で、カニバリゼーションを改善することが可能です。

具体的には内部リンクを一番Googleに評価して欲しい記事に集めるような形にして、メインの記事のリンクをその他の記事に内部リンクとして貼り付けます。

イメージ的には中心にメインの記事があって、その周りに他の重複した記事があるような感じです。

メインの記事の内部リンクを主要なものだけに減らして、他の記事にメインの内部リンクを貼り付けることでGoogleに一番評価してもらいたい記事を分かりやすくする作戦ですね。

記事のタイトルを調整する

一番手っ取り早い改善方法が前述した通り、記事のタイトルを調整する方法になります。

メインの記事タイトルだけをそのままにして、その他のカニバリゼーションを引き起こしている記事のタイトルを変更します。

そうすることによりそのキーワードで重複しているコンテンツが、検索で表示されなくなるわけですね。

類似している記事を一つにまとめる

カニバリゼーションを起こしている記事を一つにまとめるのも良い改善方法です。

同じような内容であれば一つにまとめてユーザーの手間を省くこともできますし、Googleにどれを一番評価して欲しいのか明確にすることもできます。

一つにまとめることにより記事のボリュームも増えてより、検索で上位表示されやすくなる利点もありますね。

トップに表示させたい記事に関連記事を増やす

一番Googleに評価してもらいたい記事に関連記事を増やして、内部リンクを集めることにより記事の評価を上げるのも一つの改善方法です。

ただこの方法だと類似してしまう記事を増やしかねないので、注意が必要ですね。あくまでも関連記事として書けるようなキーワードが存在する場合のみに有効な手段です。

カニバリゼーションを予め防ぐ為の対策方法

カニバリゼーション

カニバリゼーションを予め防ぐためには「一つのキーワードにつき一記事」を守って記事作成を行うことが一番大切です。

ただ場合によっては類似しているような内容のキーワードがある場合もあるので、そういった場合は一度そのキーワードで検索してみてください。

実際に検索してみることでキーワードの検索結果が同じかどうか判断できるので、そちらの方がかなり分かりやすいです。

具体的にいうと以下のような場合です。

  • 「プログラミングスクール 評判」
  • 「プラグラミングスクール 口コミ」

これら2つのキーワードは検索結果が同じなので、それぞれで記事を書いてしまうとカニバリゼーションを起こす確率が高いです。

ですので、実際にはどちらか一つのキーワードにまとめて書くのが得策ですね。

カニバリゼーションの意味を理解して正しい対策を行おう!

カニバリゼーション

カニバリゼーションといってもブログを始めたての初心者の方にはなんのことかサッパリだと思われます。私もそうでした。

ちょっとしたことを知っているか知っていないかで、簡単に防げることなのでこれからブログを開設する方やアフィリサイトを作成する方は、カニバリゼーションを起こさないように注意してくださいね。

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SEO・AI・英語学習が大好きなWebマーケターです。フィリピン(マニラ)外資系企業で『日本人SEOスペシャリスト』として勤務。フリーランスとして7年間の活動経験あり。サイトM&AやKindle出版、Udemy講師の経験も。元航空自衛官。世界20カ国ほど放浪してフィリピンに落ち着きました。
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