【速報】Google2025年6月コアアップデート開始!順位変動の背景と今後のSEO対策とは?

【速報】Google2025年6月コアアップデート開始!順位変動の背景と今後のSEO対策とは?
Takuma Oka

SEOスペシャリスト

Takuma Oka (岡 拓馬)

こんにちは、岡 拓馬(おか たくま)です。
このブログでは、海外ノマド×SEO×ストック収入をテーマに、自分の経験や学びを発信しています。

高校卒業後は料理人としてスタートし、その後、航空自衛隊での勤務を経て、2016年からWebライター・SEOコンサルタントとして独立。現在は、海外の外資系企業と契約しながら、フルリモートで働いています。拠点はアジア各国を転々としており、最近はベトナムやタイ、マレーシア、フィリピンなどでノマド生活をしています。

本記事は「searchengineland」の最新SEO記事を翻訳し、独自の意見を追記したものです。

Googleは2025年6月28日、2025年6月コアアップデート(June 2025 Core Update)をロールアウトしました。

今回のアップデートは、最大3週間かけて段階的に実施されるとのことで、SEO関係者にとってまたしても注視すべき動きとなっています。

このアップデートは、2025年2回目となる大規模なコアアルゴリズムの改訂。順位変動の兆候が出始めているサイトも、少なくありません。

この記事の要約
  • 2025年6月コアアップデートの基本情報と過去のアップデート履歴
  • アップデートによる影響と、順位が下がった場合のチェックポイント
  • Googleの「人間中心コンテンツ」重視の姿勢と実務的な対応策
  • 筆者独自の視点による、今後のSEO戦略の考察
目次

Googleコアアップデートのポイント|今回の特徴と個人的な見解

出典:RustyBrick Barry Schwartz Search Engine Roundtable

今回のアップデートは、前回の3月アップデート(2025年3月13日〜27日)から約3ヶ月という短いスパンで行われました。

この短期間の再実施から考えると、Googleは引き続き、AI生成コンテンツやリンクスパムに対してアルゴリズムレベルで最適化を進めていると考えられます。

特に近年のアップデートは、順位を「上げる」よりも「下げる(排除する)」性質が強く、何もしないリスクが増大していると感じています。

過去アップデートの流れから見る「次に来る波」

出典:Nathan Gotch
アップデート日内容
2025年6月28日今回(3週間展開予定)
2025年3月13日〜27日今年1回目のアップデート
2024年8月〜12月立て続けに3回のアップデート
2024年3月5日〜4月19日史上最大規模のアップデート

昨年(2024年)の後半はアップデート頻度が異常でした。「2023年以前のロジック」で運営されているサイトは完全に淘汰された印象です。

個人的には、これからは“SEOに対する投資対効果”が問われる時代に突入したと考えています。中途半端なリライトや浅い情報では評価されません。

Googleは「何もしなくていい」と言っているけど、それは真実?

出典:Edward Sturm

Googleは「有益なコンテンツを作っていれば、今回のアップデートで特別な対応は必要ない」としています。

しかしこれは、“変化に対応できる運営者には優しいが、漫然と記事を量産しているだけの人には冷たい”という意味でもあります。

「SEO対策=記事量産」と考えている方は、いったん立ち止まって、自サイトの方向性を見直す時期です。

順位が落ちたときの“中の人目線”のチェックポイント

出典:Ahrefs

Googleは、過去に以下のような質問リストを提示していますが、これを単なるチェックリストではなく“覚悟のリスト”と捉えるべきだと私は思います。

  • その記事は他サイトと何が違うのか?
  • なぜあなたが書く必要があったのか?
  • 情報源は信頼できるものか?
  • 実体験に基づいているか?
  • 読者の悩みを本当に解決しているか?

この問いに真正面から向き合わない限り、順位は戻りません。

今すぐ見直すべき3つのSEOアクション【筆者のおすすめ】

3つのSEOアクション
  • 検索インテントの再確認
  • YMYL・E-E-A-Tの観点強化
  • 無価値コンテンツの削除 or 統合
Takuma

上記の3つの項目を見直してみましょう。

検索インテントの再確認

順位が下がったページを見て、キーワードに対する検索ユーザーの意図が変化していないか?を再検証します。

Googleの意図が「情報」から「比較」や「購入」へと、変化しているケースも多く見受けられます。

YMYL・E-E-A-Tの観点強化

とくにお金・健康・法律分野(YMYL)はE-E-A-Tが絶対条件。

著者プロフィールの強化、外部リンクの獲得、SNSとの連携が重要です。

無価値コンテンツの削除 or 統合

AI生成コンテンツやキーワード詰め込み記事を、温存していては逆効果。

手放すこともまた、SEO改善の第一歩です。

独自コンテンツの時代へ!中小サイトにチャンスはあるか?

Takuma

答えは「YES」です。ただし、条件があります。

・体験に基づく記事(ファーストハンド)
・情報の深さと角度の独自性
・運営者(著者)としての専門性の提示

これらを備えた中小規模サイトは、むしろ大手媒体よりも評価される時代です。

AIで量産された記事よりも、“一人の人間が苦労して書いた体験談”の方が、確実に残っていきます。

今後のためにやっておくべき3つの施策

項目詳細
Search ConsoleとGA4の定点観測アップデート中の動きをURL単位で観察し、被害の範囲と傾向を特定。
社内での「SEO共有会」開催他メンバーの視点も借りてリライト対象の優先順位を見直す。
次のアップデートに備えた“予備軍リスト”作成表面上は大丈夫なページでも、CTRや直帰率が悪いものは要注意です。

アルゴリズムに振り回されないために

Googleのアップデートは、今や「不定期な嵐」ではなく「予測可能な気候変動」です。

つまり、日々の積み重ねがそのまま評価につながる時代に突入したということ。

目先の順位に一喜一憂せず、「このサイトを10年後も続けたいか?」という視点でサイト運営を続けるべきです。

SEOは一瞬のテクニックではなく、“長期的な信頼と設計力”のゲームなのです。

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【速報】Google2025年6月コアアップデート開始!順位変動の背景と今後のSEO対策とは?

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この記事を書いた人

Takuma Oka Takuma Oka 外資系SEOスペシャリスト

SEO・AI・web3が大好きなWebマーケターです。フィリピン(マニラ)外資系企業で『日本人SEOスペシャリスト』としてフルリモート勤務。サイトM&AやKindle出版、Udemy講師の経験も。元航空自衛官。主に東南アジア諸国を拠点にしています。SEO歴は9年目です。趣味は、中国語の勉強とランニング。

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