クラウドワークス初心者に限らず、全てのワーカーに対してデータ入力案件はおすすめできません。
結論からいうと、データ入力の多くはタスク形式であり実績にもなりませんし、そもそも稼げないからです。
この記事ではクラウドワークスで受注実績204件ある筆者が、クラウドワークス初心者にデータ入力をおすすめしない理由に対して詳しく解説しています。
クラウドワークス初心者にデータ入力をおすすめしない3つの理由
- データ入力では稼げない
- データ入力ではスキルや知識は身につかない
- データ入力は誰でもできるからこそ実績にならない
クラウドワークス初心者の多くが最初はスキルや実績が0なので、安易に簡単で誰でもできるような案件に応募しがちです。
特にデータ入力案件に取り組む人が初心者の中にはかなり多いため、人によっては時給数百円にも満たないタスクを毎日こなして消耗しているケースもあります。
クラウドワークスの特質上、クライアント側の真理としては出来るだけ安く不特定多数の人に外注したいと思っているので、まさに格好の餌食と言っても過言ではないでしょう。
データ入力では稼げない
まず大前提としてクラウドワークス初心者が、データ入力にいくら頑張って取り組んだとしても思ったように稼げません。
例えあなたがどれだけ早くデータ入力をこなせるようになったとしても、元々の単価が知れているので一生頑張っても時給1,000円にもならないかも知れません。
また、直近でお金が必要なのなら他の副業、もしくはバイトした方がまだマシだといえます。
データ入力ではスキルや知識は身につかない
データ入力の仕事から得られるスキルや知識はたかが知れています。
副業として今後もコンスタントにしっかりと稼いでいきたいといったプランがあるのであれば、データ入力案件を受注すべきではありません。
クラウドワークス初心者が、案件を選ぶ際に重要なこととしては主に4つ。
- 単価が割にあっているか
- その後の実績として活用できるか
- 受注した業務から学べることはあるか
- 業務を通じてスキルや知識の向上を臨めるか
その他、クライアント側のプロフィールを確認して信用できるかも大切になってきます。
データ入力は誰でもできるからこそ実績にならない
世間では「将来的にAIに仕事が取れるのではないか…?」と不安を感じている方も少なくありません。
特にAIは単純作業が大得意ですので、データ入力などの作業は全て将来的にはAIが代行し、クラウドワークスから案件がなくなることでしょう。
また、クラウドワークス上のデータ入力案件はタスク形式のものが大半なので、実績としてはカウントされません。
クラウドワークスで実際にデータ入力をやってみた人の体験談・口コミ
クラウドワークスのデータ入力に関する、口コミや評判をご紹介します。
コロナショックにより自宅待機を余儀なくされ、副業としてクラウドワークスに登録してデータ入力などの仕事を請け負う人が多くなっています。
副業として何かを始めるのは良いことですが、副業の種類も大変多いのでデータ入力などの時間の無駄になるような仕事には着手しないようにする事が大切です。
私自身もクライアントの都合で取り組んだ案件に対して、報酬が支払われなかったりといった事が過去にありました。
特にデータ入力などの比較的誰でも出来るような案件だと、途中でバックれるクライアントも中にはいるので注意が必要です。
簡単な仕事だからこそ、クライアント側も重く受け止めてない場合が多いです。
クラウドワークスに限らず、クラウドソーシング系のサイト内では、様々なアカウントが存在します。
中には怪しいアカウントもあるため必ずワーカーの方は、案件を請け負う前にクライアント側のプロフィールやこれまでの発注実績などに目を通してください。
そこで少しでも怪しいと感じた場合は、引き受けないようにしましょう。
クラウドワークスに限らず個人で仕事を引き受ける際には、必ず案件の詳細までしっかりと目を通すようにしてください。
提示金額とざっくりとした案件のタイトルだけ目を通して契約してしまうと、後で後悔することにもなりかねません。
どのような仕事でも責任を持って取り組めるように、案件の選別はしっかりと行うべきです。
クラウドワークスのデータ入力で得られる時給は100円以下!?
クラウドワークスで発注されているデータ入力案件をみてみると、
- BUYMA
- BASE
などといったフリマアプリを活用した、転売・せどり事業を行っているクライアントが発注している事がわかります。
具体的な業務内容としては顧客対応だったり、顧客に関するデータ管理だったりといったところ。
私自身転売やせどりといった事業経験はありませんが、みた限り顧客や商品に関する管理が面倒だから外注しているといった感じです。
単価的には処理した件数に対して報酬が支払われるようになっており、中には1件50円という案件もありました。
仮に100件こなしたとしても5,000円なので、1件あたりどのくらいの時間でこなせるかが鍵になってきそうですね。
クラウドワークス初心者にはデータ入力ではなくライティング案件がおすすめ
クラウドワークスなどのクラウドソーシング系のサイトを利用して副業を始めてみようかと思っている方は、まずはどのような分野に参入するかが大事になってきます。
初心者だから…
スキルも何もないから…
といったスタンスで案件を探してしまうと、必ずクライアント(発注者)に良いように使われて消耗してしまうのがオチ。
そうならないためにも、まずはあなた自身が
- どの分野で今後頑張っていきたいか(興味・関心)
- どの分野のスキルや知識を蓄積し、成長していきたいか(将来的なビジョン)
を最初に決める必要性があります。
その上で、自身に必要なスキルや知識を洗い出し、ネット上にあるYouTube動画やブログなどをみたり読んだりして必要なものを吸収していきましょう。
幸い、今は無料でかなり役に立つ情報がネット上にはゴロゴロあります。
まとめ:クラウドワークス初心者はデータ入力で搾取されるな!
クラウドワークスは初心者にはとても参入ハードルが低く、競合他社がウジャウジャいるため最初から上手くはいきません。
中にはプロのクラウドワーカーもいますが、ある程度稼げるようになるとほとんどの人がクラウドソーシング系のサイトを離れて、直接受注に切り替えます。
データ入力などの案件は元の報酬額も低い上に、クラウドワークス側から手数料(20%)も取られるため、あなたが最終的に受け取るお金はホンの少し。
更に、あなたの大変貴重な時間も奪われているということを意識して、慎重に受注する案件は選んでくださいね。