書籍の出版というと特定の専門家や、何か偉大な実績を残した人でないと、難しいと感じている人も多いと思います。
しかし、今はAmazonが提供しているKindleサービスを活用することで、誰でも簡単に電子書籍を出版することが可能です。
書籍を出版するのは難しいと思いがちですが、実際には3ステップで簡単に1ヶ月間程度で出版できます。
この記事では誰でも簡単に取り組めるKindle本の出版方法に関して、分かりやすく解説しています。
最後まで読んでいただくことで、最短1ヶ月程度でKindle本を出版することができるでしょう。
Kindle本の出版方法・やり方【簡単3ステップ】
- 出版の目的や読者像を設定する
- Googleドキュメントで構成を作り執筆する
- Amazonの”KDP”にアップロードする
Kindle本の出版方法を大きく分けると、主に3つに分類されます。
最初はどのようなジャンルの本を作るのか、しっかりと自身でイメージを具体的にさせることが重要です。
いきなり書き始めても筆が進みませんので、まずは自身が書きたいジャンルの本を調べてみて、似通った本の内容をチェックしてみましょう。
出版の目的や読者像を設定する
Kindle本を実際に書き始める前にまずは、なぜ本を出版するのかなどの目的を明確にしましょう。
その上で、読者像を具体的に設定し、本の概要に関して少しづつ決めていきます。
- 出版の目的・概要
- 出版予定日
- 出版までのスケジュール
- ペルソナ
実際に僕が出版に関しての概要をまとめたGoogleドキュメントがありますので、そちらを参考にしてもらっても構いません。
Googleドキュメントで構成を作り執筆する

Kindle本の概要に関する情報をまとめることができたら、今度は実際にGoogleドキュメントで本の構成を作成しましょう。
Kindle本の良し悪しはほぼ構成で決まるので、本文以上に構成作成には時間をかけて、取り組んでください。
構成ができた時点で、Kindle本の出版は工程の約7割は完了したも同然です。
構成が完成したら、何度も見返して本書の流れが悪くないか、読者に必要な情報は網羅されているか、など詳しくチェックしてください。
その後、問題なければ実際に本文を埋めていきましょう。
Amazonの”KDP”にアップロードする

Googleドキュメントで本文を全て書き切ったら、その後は最低でも1日空けた後に、自身で推敲・校正を行ってください。
自身でしっかりとチェックを行い問題なければ、信頼できる人に一度読んでもらいましょう。
その時点で問題がある場合は、随時訂正を行いつつ、内容をブラッシュアップしていくことが大切です。
また、Googleドキュメントで直接確認してもらうことで、気軽にコメント機能を活用し、問題点を指摘してもらえます。
その後、問題なければGoogleドキュメントから、「Microsoft Word (.docx)」の形式で書き出しましょう。
- 画面上部にある「ファイル」項目を選択
- 項目一覧から「ダウンロード」を選択
- 形式一覧から「Microsoft Word (.docx)」を選択して、ディスクトップに書き出す
ファイルの書き出しが完了した後は、Amazonの“KDP”サイトを開いて、本書の表紙と書き出したファイルをアップロードするだけです。
- Kindle本の詳細設定を行う
- Kindle本のコンテンツをアップロードする
- Kindle本の価格設定を行う
最初の「Kindle本の詳細設定を行う」に関しては、キーワード設定が含まれているため、
できるだけご自身の書籍に関連性が高いキーワードを設定するようにしましょう。
Googleドキュメントから書き出したファイルをアップロードすると、
実際にタブレットやパソコンでどのように表示されるのか、確認することができます。
その後、「Kindle本の価格設定を行う」まで全て完了すると、後日72時間以内に内容に問題なければ、公開通知がメールで届きます。

「公開完了」のメール通知がきた人は、すぐにAmazonのKindle本のカテゴリーで、自身の本のタイトルを検索してみてください。
実際に公開されていればKindle本の出版は終了です。お疲れ様でした。
その他、Kindle本の出版で分からないことがある人は、気軽にTwitterのDMからご連絡ください。
AmazonのKDPにアップロードする作業は、重要な項目も多々あるため、詳細を読みながら慎重に設定を行ってください。
また、分からないキーワードや設定などに関しては、自身で調べならが進めていきましょう。
Kindle本を出版する5つのメリット
- 副収入になる
- 認知度が上がる
- 信用が蓄積される
- ライターの実績になる
- 電子書籍の出版工程が学べる
Kindle本を出版する一番のメリットは、副収入に微力ながら繋がるということです。
Kindleでは自由に価格設定ができるようになっており、本が売れれば副業としても成り立ちます。
ただし、素人の本が大量に売れることはないため、しっかりと「どう売るか?」という部分まで考える必要性があるでしょう。
また、Webライターとしてフリーランス活動をやられている人であれば、立派な実績にもなります。
営業する際にポートフォリオとして、取引先にアピールすることもできますし、
「本を出版している」という事実が、信用の蓄積にも貢献することでしょう。
Kindle出版のやり方に関するよくあるQ&A
Kindle本の出版に関する質問や悩みの中でも、特に多かった内容だけに絞って、分かりやすくまとめています。
取り上げていない内容で気になることがある人は、自身で調べるか僕の方までお気軽にご連絡ください。
Kindle本の出版にはお金がかかりますか?
全ての工程を自身で行えば、出版に関する費用は0円で済みます。
Kindle本の制作サポートサービスを利用する人もいますが、相場的には5〜20万程度するため、ある程度予算に余裕がある人向けです。
Kindle本の表紙はどうすればよいですか?
本の表紙に関しては、ココナラ を活用することで安価でプロに成作してもらえるため、自身で作ることが難しい場合は依頼した方が得策です。
Kindle本の価格はどのくらいを目安に設定すればよいですか?
本の価格に関しては、自由に設定することができます。
ただし、あまりにも高い金額を設定してしまうと、全く読まれない可能性もあるため、
最初の出版は無料もしくは100円程度が好ましいかも知れません。
Kindle本を公開した後に内容を修正することはできますか?
Kindle本の内容は、後で自由に編集することができます。
具体的な編集方法は、訂正したファイルを今一度、Amazonの”KDP”にアップロードするだけです。
WordPressで書いた記事をKindle本にしたいのですが…
WordPressで書いた記事をKindle本にしたい場合は、一度Googleドキュメントに内容を転記しましょう。
その後、「Microsoft Word (.docx)」の形式書き出して、KDPにアップロードすればKindle本の出来上がりです。
まとめ|AmazonからKindle本を出版してみよう!
AmazonからのKindle本の出版は、3ステップで簡単に行えます。
- 出版の目的や読者像を設定する
- Googleドキュメントで構成を作り執筆する
- Amazonの”KDP”にアップロードする
KDPの設定がやや面倒なところはありますが、丁寧にサイト内で解説されているため、指示通りにすすめれば問題ありません。
「本を出版する」のは、普通ではあり得ないことだと感じている人も多いです。
実際には簡単に行えますので、是非ともチャレンジしてみてください。