「仮想通貨に関して本を通して勉強したい」と考えている方に対して、実際に読んで良かった本を5冊に絞ってご紹介しています。
仮想通貨は情報の流動性が非常に高く、根幹を理解していないとトレンド情報を読んだとしても、正しく理解できない場合が多いです。
ブロックチェーン技術や仮想通貨の将来性に関して少しでも興味がある方は、まずは本を通して体系的に勉強するのがおすすめです。
仮想通貨を本で勉強するメリットとデメリット
トレンドの移り変わりが激しい仮想通貨の分野を、わざわざ本で勉強する意味あるのか、疑問に感じる人もいるでしょう。
確かに仮想通貨を勉強する上では、ニュースや公式サイト等を参考にして、投資判断をすることも大切です。
ただ、トレンド情報は仮想通貨を全く知らない初心者からすると、断片的な情報にしかならないため、理解するのが難しいです。
トレンド情報を正しく理解し投資判断するためにも、まずは体系的に分かりやすくまとめてある、本を通して学ぶのがおすすめだといえます。
本であれば筆者の情報も明確に提示されているため、情報としての信頼性も高く、安心して参考にできるはずです。
その上、Kindleで読むと価格自体もとても安いため、コストパフォーマンスとしても優れています。
デメリットを強いて挙げるとしたら、読むのに時間がかかるというだけでしょうか。
仮想通貨の勉強本の選び方
仮想通貨の勉強本の選び方としては、大きく分けて2つ挙げられます。
- 自身のレベルで選ぶ
- 目的で選ぶ
まずは、ご自身の今の仮想通貨に対する知識レベルで選ぶのが得策です。
初心者がいきなり難しい論文みたいな本を読んでも、理解が追いつかない上に途中で読むのを辞めてしまう可能性が高いです。
中には漫画で仮想通貨に関して分かりやすく解説されてある本もあるため、検討してみると良いでしょう。
次に目的で選ぶ方法ですが、単に仮想通貨といってもその仕組みについて知りたいのか、投資を学びたいのかなどによって読むべき本が変わります。
目的に適した本であるかの確認は、購入する前に目次を参考にして判断しましょう。
【初心者向け】仮想通貨おすすめ勉強本3選
仮想通貨に関して全く知らない初心者でもストレスなく読める本を、3冊に厳選してご紹介しています。
タイトルと紹介文を見て少しでも興味を持った本を、是非とも手に取ってみてください。
仮想通貨1年生の教科書
仮想通貨で億り人になったポインさんが、書かれた初心者向けの一冊です。
ご本人多額の借金がある中で、さらに借金して仮想通貨を購入した後、運よく価格が高騰し億り人になった経歴がある方です。
ご自身の経験をもとにして仮想通貨に関する基礎的な知識を、初心者にも分かりやすく解説されています。
読み物としても大変面白いので、少しでも仮想通貨に興味がある方は楽しく読める内容です。
何度か読み直したほうがいいくら位、情報量多いです。
非常にわかりやすかったです。著者の聡明さと優しさを感じることができました。
僕は仮想通貨やる友人いれば、この本を勧めます。
出典:Amazonレビュー
超ど素人がはじめる仮想通貨投資
本書は仮想通貨に関して全く分からない超初心者でも、基礎的なことから順序よく理解できる内容となっています。
他の本と比較して図解やイラストも多く活用されているため、テキストだけだと理解し難い人でも読みやすい本です。
また仮想通貨投資のリスクに関しても、分かりやすく解説されているため、これから投資を検討されてりる方にはピッタリの内容でしょう。
なんとなく仮想通貨という言葉は知っているんだけど、よく分からない。
でも、儲かりそうなら勉強してみたいなという人には、概要が分かりやすく書かれているのでおすすめです。
出典:Amazonレビュー
つみたてNISA、iDeCoより「積み立てビットコイン」を始めなさい
将来的にビットコインは、5,000万円になると専門家の間で囁かれています。
価格変動はかなり激しいですが、本書ではドルコスト平均法により長期的に分散投資を行うことで、初心者でも安心して投資が行えると解説されています。
既につみたてNISAやiDeCoをやっていて、次何に投資しようかと悩んでいる人には、大変おすすめの内容です。
iDeCoにまわそうと予定していた月1.5~2.5万の投資資金を、積立ビットコインにまわしてドルコスト平均法のように毎月積み立てて行こうと思います。
以前から仮想通貨は分散投資しており、
ビットコイン10%、イーサリアム10%、その他アルトコイン80%の攻めポートフォリオですが、
長期保有目的で継続的に積み立てていこうと思う。
出典:Amazonレビュー
【中級者向け】仮想通貨おすすめ勉強本2選
既にある程度仮想通貨へ投資を行っている人で、中級者向けの本を探されている方に対して、数多くの本の中から2冊だけご紹介しています。
初心者がいきなり読むには、内容が堅苦しく感じてしまうかも知れませんが、少しでも興味がある人は読んでみてください。
アフター・ビットコイン2
本書は、仮想通貨 vs 中央銀行という議題から始まり、仮想通貨が各国の法定通貨に対してどのような影響を与えるか等に関して議論されている内容となっています。
日本でも2026年までには、デジタル通貨の発行をどうするか判断すると日銀が公表しており、仮想通貨が法定通貨に与えた影響は非常に大きいといえます。
既に中国では、一部のエリアでデジタル人民元が試験的に導入されいるため、日本も今後デジタル通貨が普及する可能性は十分考えられるでしょう。
分野の時代性があるので、この本がいつまでも残る名著になるという事は無いだろう。
でも、2020(令和2)年の半ばの時点において、この本があることで漸く分かる部分がかなりある。
日本語の本で中央銀行デジタル通貨まで含めて、これだけ分かり易くもしっかり書いてある本はかなり少ない。
出典:Amazonレビュー
仮想通貨3.0
仮想通貨への投資を長年行っている人であれば、「マウントゴックス事件」について一度は耳にしたことがあるはずです。
本書はマウントゴックス社の元CEOであるマルク・カルプレス氏が書いた仮想通貨の本質を書き記した内容となっています。
2014年に起こったマウントゴックス事件では、総額470億円ほどの金額がハッカーにより、取引所から盗まれました。
事件直後は仮想通貨の価格も大暴落し、一時期相場から多くの投資家が撤退し、仮想通貨に対する信頼性も地に落ちた状態でした…。
本書は仮想通貨の本質に関して、根幹からしっかりと学びたいと考えている人におすすめの一冊です。
マウントゴックスについて、憶測ではなく、
当事者から正しい情報が知れた事で、
仮想通貨全体に対しても見識を改めることができました。
そして、この人がこんなに日本の事を思ってくれてる親日家だったなんて!
とてもわかりやすく丁寧に書かれてるので、
ブロックチェーンや仮想通貨について初めての人にも、わかりやすい一冊だと思います。
出典:Amazonレビュー
仮想通貨はニュースや公式サイトでも勉強が必要
基礎を勉強するために本を活用するのは、大変良い方法です。
ただし、より新しい情報にいち早く触れるためには、ニュースや公式サイト等も併用する必要があります。
なぜなら、仮想通貨はトレンドの移り変わりが激しいため、本だとトレンドに乗り遅れてしまうからです。
また書籍の発行には数ヶ月の期間を要するため、本が発売された時には既に情報が古い可能性もあります。
より効率的に仮想通貨に関する情報収集を行いたい方は、Twitterを活用して公式サイトやニュース等のアカウントをフォローしておくと良いでしょう。
仮想通貨の投資を行う上では、情報は非常に重要になってきます。
暴落や高騰がなぜ起こっているのか、ご自身で情報収集を行い相対的に判断するのも、投資の勉強になるためとてもおすすめです。
加えて、少額からでも良いので、実際に仮想通貨へ投資を行ってみましょう。
実践を通して学ぶことで、より仮想通貨に関する勉強に身が入るはずです。
仮想通貨の勉強は本と実践を組み合わせて行おう!
仮想通貨に関するおすすめの勉強本を初心者と中級者に分けて、それぞれ分かりやすく解説しました。
本を活用して勉強を行うことで、より体系的に知識が得られるため、非常に効率よく仮想通貨に関して理解できます。
加えて、少額から実際に仮想通貨へ投資を行うことで、投資家目線で本が読めるので、より仮想通貨に対する興味・関心が高まるはずです。
まだ仮想通貨を持っていない人は、毎月少額からでも良いので積立投資から、始めてみてはいかがでしょうか。