仮想通貨のガチホとは?長期保有するメリット・デメリットを徹底解説

仮想通貨のガチホとは?長期保有するメリット・デメリットを徹底解説

仮想通貨に投資している人の中には、ガチホして何もしない方が最終的に値上がりして儲かる、という投資手法を選択している方も多いです。

ガチホとは「ガチでホールドする」という意味合いがあります。

具体的には長期保有を指し、短期投資ではなく5年10年と長い期間を見込みして、特定の金融商品に対し投資を行う手法のことを指します。

ビットコインをはじめとした仮想通貨は、将来的に大きく値上がりすることが期待されており、ガチホしておくことで長期的には利益が出る可能性が高いです。

この記事では仮想通貨をガチホするメリットやデメリットをはじめ、おすすめの銘柄や取引所等に関しても、分かりやすく解説しています。

最後まで読んでいただくことで、多くの投資家が仮想通貨をガチホする理由が正しく理解できるでしょう。

この記事のまとめ
  • ガチホとは長期保有を意味する
  • ガチホの一番のメリットは、ほったらかしでOKな点
  • ガチホしたからといって必ずしも利益が出る訳ではない
目次

仮想通貨(暗号資産)、ビットコインをガチホするとはどういう意味か

ガチホとは、長期保有することの意味合いを持っており、仮想通貨のみならず株式や債券等でも使われます。

仮想通貨の代表格でもあるビットコインが発行(2008年9月)された当初は、1BTCあたり1,000円にも満たない金額でした。

しかし、2021年11月9日には史上最高値である、1BTCあたり777万円にまで達しています。

仮に2016年ごろに1BTCを購入しそのまま2021年までガチホしていたら、資産は一気に777万円まで増えたことになります。

ビットコインをはじめとした仮想通貨は、価格変動が激しく投資家の間でも短期的なトレードを行う人が多いです。

しかし、投資経験が浅い初心者であっても一度購入してガチホさえしていれば、数十年後には何倍もの資産を手に入れられる可能性は大いにあります。

世間では投資というと、豊富な経験と知識が必要だと思われがちです。

その点、ガチホは投資手法の中でも最も簡単かつ、利益を獲得できる確率が高いやり方、といっても過言ではありません。

仮想通貨をガチホ・長期保有して資産を増やした成功例

日本でも仮想通貨バブルにより、2017年後半から2018年にかけてたくさんの億り人が誕生しました。

価格が高騰する直前に購入して運よく億り人になった方も中にはいますが、億り人の多くはそれ以前からガチホしていた人が意外に多いです。

以下から個人や企業、国家別に仮想通貨をガチホして成功している事例を、それぞれ見ていきましょう。

ポイン氏|会社員から億り人へ

数々のメディアに出演した経験を持つポイン氏は、著書「ポインの仮想通貨1年生の教科書」で話題の億り人の一人です。

当時は借金してまで仮想通貨へ投資していたようですが、運よくその後の高騰にあたり、多くの資産を築かれています。

今でも継続的にガチホスタイルで仮想通貨へ投資を行っており、ビットコインをはじめとした様々な通貨を保有されています。

気になる方は、著書の方を読んでみてはいかがでしょうか。

【関連記事】
【2024年最新】仮想通貨おすすめ勉強本5選!初心者・中級者別に解説

テスラ社|2021年1月にビットコインを15億ドル購入

世界的に有名なアメリカの企業である、テスラ社のCEO”イーロン・マスク氏”も2021年1月には、大量のビットコインを購入しています。

その額なんと15億ドル(約1580億円)

2021年1月時点での1BTCあたりの価格は、日本円で約331万円です。

現在(2022年2月末時点)は、1BTCあたり約447万円なので単純に考えて、135%資産が増えていることになるでしょう。

また当時は、イーロンマスク氏のTwitterのツイートによる影響だけで価格が動く、といったこともありました。

その他、テスタ自動車の購入に対して一時期は、ビットコインでの支払いを受け付けていましたが、仮想通貨による環境負荷を懸念し今は行っていません。

エルサルバドル政府|買い増しを続け1,120BTCをガチホ

エルサルバドル政府がビットコイン420BTCを追加購入したことが分かった。

10月28日、エルサルバドルの大統領であるナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)氏がツイッターで明かした。

これにより同国が保有するビットコインは合計1,120BTCとなる。

出典:Yahoo!ニュース

中央アメリカに位置する国”エルサルバドル”では、政府がビットコインをガチホしつつ、タイミングをみて買い増しを継続しています。

エルサルバドルは社会情勢が不安定な国であるため、経済復興の一つの手段として、仮想通貨へ投資しているようです。

世界的に見ても国がこれほど積極的に、仮想通貨へ投資しているのは珍しいといえます。

また、現大統領であるナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)氏は、Twitter上でも時折話題になっており、積極的に情報発信を行なわれています。

仮想通貨をガチホ・長期保有する4つのメリット

仮想通貨をガチホするメリットとしては、主に4つ挙げられます。

メリット
  • 相場を気にしないでいい
  • 将来的に利益を得られる確率が高い
  • 短期売買よりも課税される回数が少ない
  • レンディングやステーキングとの併用で運用益が出せる

ガチホする投資のやり方は、一度買ったら手放さずに年単位で長期保有することを指します。

そのため、他の投資手法と比較して投資に関する知識や経験がなくても、取り組めるのが最大のメリットといっても過言ではないでしょう。

その他にもさまざまなメリットが挙げられますので、実際に行う際には特徴を正しく把握した上で、行うのが得策です。

相場を気にしないでいい

長期保有することで、相場を過度に気にしなくて良くなります。

ビットコインをはじめとした仮装通貨は、特に価格変動が激しいため、短期トレードを行っている人の中には四六時中相場が気になってしまう人も少なくありません。

本業に手が付かなくなるケースもしばしばあるため「相場を気にせずに投資したい」といった人にはおすすめです。

将来的に利益を得られる確率が高い

仮想通貨の中でも基軸通貨として扱われているビットコインは、将来的には1BTCあたり1,000万円を超えると予想している専門家も少なくありません。

途中で激しい価格変動があったとしても、長期的に見て価格が上がるのであれば、ガチホしておいた方が利益を得られやすいといえます。

下手に途中で売買を繰り返すよりも、時間はかかりますが長期保有で楽に利益を得た方が、遥かに効率がいいでしょう。

短期売買よりも課税される回数が少ない

仮想通貨で得られた利益は、基本的に雑所得に分類されます。

ビットコインを日本円に交換するなど、利益確定する際に税金がかかるのは広く知られていることですが、実はトレードする際に得た利益にも課税されます。

日本円だけではなく、仮想通貨同士のトレードに関しても課税対象です。

そのため、短期売買を何度も繰り返している場合は、都度に課税所得の計算が必要になります。

対してガチホしている場合は、保有している状態では税金は発生しません。

また、仮想通貨に対する税制上の扱いに関しては、株式や債権、FX等と比較してかなり厳しい処遇となっています。

投資家の間でも利益確定せずにガチホしている人が多いのは、税金問題のためだともいえるでしょう。

【関連記事】
仮想通貨(ビットコイン)の税金がやばい理由【FPが解説】

レンディングやステーキングとの併用で配当所得が得られる

レンディングとは、持っている仮想通貨を取引所等に貸し出して、利益を得る仕組みを指します。

例えば銀行にお金を預け入れているだけで、利率により利息が発生するように、仮想通貨も取引所にビットコイン等を預けることで利息が貰える訳です。

ただし、仮想通貨の貸し出しには期間が定めてられおり、期間中は引き出したりすることはできません。

またステーキングとは、マニングの代替え手段として用意られている方法です。

レンディングと比較して条件や対象通貨等は違いますが、こちらも保有しているだけで配当所得が得られます。

仮想通貨をガチホ・長期保有する2つのデメリット

仮想通貨をガチホする際のデメリットとしては、主に2つです。

デメリット
  • 利益の獲得までに時間がかかる
  • 取引所の倒産やハッキングのリスクがある

ガチホは多くの投資家が行っている投資手法であり、初心者でも簡単に取り組めるやり方ではあるものの、メリットだけではなくデメリットに関しての理解も必要です。

どのような投資手法であったとしても、100%勝てるやり方はありませんので、その点を理解した上で取り組むようにしましょう。

利益の獲得までに時間がかかる

仮想通貨をガチホする場合、短期的な高騰により多くの利益を上げるといったことはできません。

ガチホはあくまでも長期目線で取り組む投資手法であるため、一攫千金を狙っている人には不向きだといえるでしょう。

一攫千金を狙っているのであれば、ビットコインの半減期等を狙い目にして、短期投資を行う方が確率が高いかもしれません。

ただし、短期投資はハイリスク・ハイリターンですので、その点を理解した上で行う必要があります。

ガチホする前提で仮想通貨へ投資を行っているのであれば、価格変動リスクが抑えられるドルコスト平均法での積立投資がおすすめです。

【関連記事】
仮想通貨(ビットコイン)の積立投資のやり方!メリットやデメリットも解説

取引所の倒産やハッキングのリスクがある

仮想通貨の保有方法としては、取引所と専用ウィレットの2つが挙げられます。

長期保有が前提の場合は、独自でウィレット管理するのが良い方法です。

対して取引所で管理する場合は、取引所自体の倒産やハッキングなどのリスクが発生します。

大手の国内取引所であるコインチェックのハッキング事件など、取引所を悪質なハッカーが襲う事件は、国内外かなり多いです。

日本では平成29年4月1日から暗号資産取引業者に対する登録制度が導入され、セキュリティ対策に関してはかなり厳しいルールが設けられています。

それでも悪質なハッカーは隙をついて取引所の仮想通貨を盗もうとしますので、国内取引所に預けているからといって、100%安全だとは言い切れません。

仮想通貨のガチホ・長期保有におすすめの銘柄

ガチホにおすすめの仮想通貨としては、主に3つ挙げられます。

おすすめ銘柄
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)

どれも時価総額が他の仮想通貨と比較してかなり高く、ビットコインとイーサリアムに関しては、2022年時点で15,000種類中1位2位の時価総額です。

リップルに関しては、時価総額ランキング6位と他と比較して若干低いですが、最も送金手段に適している仮想通貨として期待されており将来性が期待できます。

また、ビットコインだけをガチホするのも一つの方法ですが、出来るだけリスク分散するためにも、2〜3種類程度を保有するのが理想だといえるでしょう。

※ 表示価格は全て2022年3月22日時点のものです。

ビットコイン(BTC)

2008年10月にサトシ・ナカモトの論文が、インターネット上に公開されたのがきっかけで誕生したビットコイン。

現在では仮想通貨の中でも基軸通貨として扱われており、時価総額は他を圧倒して1位である上に、将来性に関しては非常に期待されています。

将来的には1BTCあたり1,000万円以上になると予測する専門家も多く、ポートフォリオにビットコインを5〜10%程加えている投資家も多いです。

デジタルゴールドと呼ばれ、インフレ対策として金の代わりに保有する人もいます。

仮想通貨でガチホをするのであれば、ビットコインは外せないでしょう。

イーサリアム(ETH)

2013年にロシア系カナダ人のヴィタリック・ブテリン氏(当時19歳)により開発されたイーサリアムは、ビットコインに次ぐ時価総額2位の注目の仮想通貨です。

イーサリアムの開発目的はビットコインとは異なり、プラットフォーム上でのスマートコントラスト機能による、取引や契約等の自動的な実行が挙げられます。

一見するとブロックチェーン技術と似通ったものに思われがちですが、スマートコンストラクタ機能はブロックチェーン技術を更に1歩進めた技術です。

またイーサリアムは、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)分野でも活用されており、デジタルアートの売買でよく使われています。

イーサリアムの将来性に関しては「ビットコインよりも期待できる」と明言している専門家も多いため、ガチホ候補の一つとしておすすめです。

リップル(XRP)

2011年から運用が本格的に始まったリップルは、他の仮想通貨とは異なり”Ripple Inc“が運用・管理を行っている、中央集権型の仮想通貨です。

リップルの総発行枚数は1,000億枚と定められており、現時点で全て発行されています。

ビットコインの総発行枚数2,100万枚と、比較すると圧倒的にリップルの方が多いです。

ただし、リップルの大半をリップル社と創業者が保有しているため、全て市場に流通している訳ではありません。

ビットコインは大量保有者の売買により、価格に影響が出る可能性が高いですが、リップルに関してはリップル社と創業者が価格の安定性を測っています。

もともとリップルは、送金手段を目的として開発された仮想通貨であるため、需要と供給のバランスをある程度一定に保つ必要があるからです。

仮想通貨のガチホ・長期保有におすすめの取引所3選

取引所


サービス名Coincheckつみたてかんたん積立つみたて暗号資産
買付設定毎月・毎日毎日・毎週・毎月2回・毎月毎日・毎月
積立金額1万円〜10万円1円〜100万円500円〜5万円
対応通貨全15種類全14種類全14種類
積立手数料無料無料無料
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る

仮想通貨をガチホするのであれば、各取引所のつみたてサービスを活用するのがおすすめです。

出来るだけ買付の手間を省くためにも、各取引所が用意している”つみたてサービス”を活用して、投資を自動化しましょう。

取り上げている3つの取引所では、それぞれつみたてサービスが提供されていますので、ご自身の都合に合った取引所を活用してみてください。

Coincheck

コインチェックは、国内取引所の中でもパソコン画面、スマホ画面共にとても使いやすい仕様となっており、初心者でも安心して仮想通貨への投資が行えます。

アプリダウンロード数は国内No. 1である上に、口座開設や取引操作がとてもシンプルでスピーディーな点も魅力的です。

ガチホ目的で仮想通貨へ投資するのであれば、コインチェックが独自に提供している、つみたてサービスを活用するのが良い方法でしょう。

また2022年3月現在においては、米国株式市場ナスダック(NASDAQ)への上場を予定しています。

コインチェックといえばハッキング事件で大炎上した時もありましたが、今回ナスダックへの上場が認められれば国内初となります。

bitFlyer

bitFlyer(ビットフライヤー)は、他の取引所と比較して積立投資が1円から行えるため、余剰資金が少ない人にとってはかなり魅力的な取引所です。

ビットコインの取引量は国内No. 1となっており、最短即日から仮想通貨の取引が行えます。

みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、第一生命保険など大手企業やメガバンクが出資しているため、信頼性に関しては申し分ないでしょう。

また、Tポイントをビットコインに交換することもできるため、普段からポイ活している人にもおすすめです。

GMOコイン

GMOコインは、東証一部上場企業である”GMOインターネットグループ“が運営している仮想通貨取引所です。

入金や送金、出金、取引などの手数料は全て無料となっており、口座開設等もスピーディーに行えます。

他の取引所同様に専用アプリがリリースされており、初心者でも簡単に扱える仕様です。

また、セキュリティ面に関しても大手インターネット会社が運営しているというだけあって、かなり強固な対策が施されています。

仮想通貨をガチホ・長期保有する際の注意点

仮想通貨をガチホする際の注意点としては、主に3つ挙げられます。

  • ガチホ・長期保有は現物取引で行う
  • 運用ルールを守って途中で狼狽売りしない
  • 仮想通貨内部での分散投資は効果的ではない場合もある

注意点を考慮した上で、仮想通貨を出来るだけ長期保有できるように、自身で工夫する必要があります。

またガチホはあくまでも投資手法の一つであり、それ自体が目的ではありませんので、なぜ投資を行うのかなどの目的や目標設定も大切です。

ガチホ・長期保有は現物取引で行う

仮想通貨をガチホする際にレバレッジ取引でガチホする方もいますが、基本的にはレバレッジ取引でのガチホはおすすめしません。

なぜなら、万が一急激な価格の暴落が起きた際に強制ロスカットされてしまい、損失が確定する可能性があるからです。

そもそもレバレッジ取引とは、取引所に預けた金額以上の取引を可能にする取引です。

短期間で大きく稼げる可能性もありますが、逆に短期間で大きく損失を出してしまう可能性もあります。

対して、現物取引は預けている金額の範囲内で取引を行うため、取引口座がマイナスになることはありません。

運用ルールを守って途中で狼狽売りしない

狼狽売りとは、相場価格が暴落した際に慌てて売却してしまう行為を指します。

せっかく仮想通貨をガチホしているのに、一時的な相場の暴落により狼狽売りしてしまっては、全くガチホしている意味がありません。

狼狽売りを避けるためにも、投資を行う前にしっかりと運用ルールを自身で定めることが大切です。

例えば「〇〇円まで価格が下がったら損切りする」「最低5年はガチホする」などが挙げられます。

最初に運用ルールを定めておけば、後は定めたルールに則り淡々と投資を継続するだけです。

逆に運用ルールがないと投資に対して迷いが生まれてしまい、イレギュラーな狼狽売りに繋がってしまいます。

仮想通貨内部での分散投資は効果的ではない場合もある

仮想通貨はビットコインとイーサリアムのように、同じようなチャートを形成する通貨が多いです。

ガチホする際にポートフォリオを作成する場合、同じような値動きをする仮想通貨を組み合わせては、分散投資の意味がありません。

そのため、仮想通貨の組み合わせに関しては過去チャートを比較した上で、できるだけ異なるチャートの動きになっている通貨同士を組み合わせるようにしましょう。

仮想通貨をガチホ・長期保有すると税金や確定申告はどうなる

仮想通貨をガチホしている間は、税金はかかりません。

ただし、ガチホしている仮想通貨を他の仮想通貨や、円等へ交換した際には税金が発生します。

日本の税制上、仮想通貨で得られた利益に関しては原則”雑所得”として扱われるため、会社員や公務員の方は年間所得が20万円を超えた時点で確定申告が必要です。

また最高税率は55%(所得税と住民税の合計税率)と非常に高いため、ガチホしている方は仮想通貨の税制上のルールに関しても、十分把握しておくべきでしょう。

せっかく長年ガチホしてきた仮想通貨の利益の大半が、税金で持っていかれては本末転倒ですので、くれぐれも注意してください。

仮想通貨のガチホ・長期保有に関するQ&A

仮想通貨のガチホに関する質問の中から、特に多かった内容だけに絞って、それぞれ回答を分かりやすくまとめてみました。

これから仮想通貨へ投資を行おうかと考えている方は、参考にしてみてください。

Q:仮想通貨はガチホが一番最強の投資方法なのでしょうか?

100%確実に勝てる投資手法は存在しません

そのため、ガチホしたとしても必ずしも利益が出るとはいえないでしょう。

ガチホは投資対象の価格が将来的に右肩上がりになる前提で行うため、将来性の見定めが非常に重要になります。

仮に将来的に価格が上がらず、購入時よりも価格が下がってしまったら、損切りせざるを得ません。

Q:仮想通貨はいつまでガチホすればいい?

利確のタイミングや期間は?ガチホの期間は一般的には5年から10年とされていますが、まずは1年を目標に取り組むと良いでしょう。

投資の神様といわれる”投資家ウォーレンバフェット氏”も「まずは1年間の保有を目指しなさい」といわれています。

利確のタイミングに関しては、あらかじめ損切りラインを定めた上で、目標期限がきたら利益確定を行うと良いです。

Q:初心者には仮想通貨のガチホは難しいですか?

ガチホは投資経験が浅い初心者の方でも、簡単に取り組めます。

ただし、途中で狼狽売りしてしまう人も多いため、あらかじめ運用ルールを自身で定めた上で取り組むのが得策です。

加えて、投資における目的や目標設定も重要です。

勉強と同じで取り組む目的や目標がないと、途中で辞めてしまう確率が高くなります。

Q:仮想通貨のガチホと塩漬けは同じ意味ですか?

言語の意味としては、全く異なります。

ガチホはあくまでも長期保有という投資手法の一つであるのに対して、塩漬けは特定の状態を指します。

塩漬け(しおづけ)とは、相場が下落して含み損を抱えているにも関わらず、損失を確定させるのが嫌で損切りできない状態です。

「塩漬けになってしまった…」とならないで良いように、あらかじめ定めた損切りラインを守って投資を行いましょう。

仮想通貨をガチホ・長期保有して資産を増やそう

ガチホは長期保有を意味し、その具体的なメリット・デメリットに関して分かりやすく解説しました。

メリットデメリット
・相場を気にしないでいい
・将来的に利益を得られる確率が高い
・短期売買よりも課税される回数が少ない
・レンディングやステーキングとの併用で運用益が出せる
・利益の獲得までに時間がかかる
・取引所の倒産やハッキングのリスクがある

ビットコインをはじめとした仮想通貨の将来性は、非常に明ると評価する専門家も多く、今後も市場が成長する見込みが高いです。

今のうちからガチホ前提の積立投資を行っておくと、5年後10年後には大きな資産の増加に繋がる可能性が高いでしょう。

仮想通貨に少しでも興味がある方は、基礎を学習した上でガチホ前提に少額から、投資を始めてみてはいかがでしょうか。

仮想通貨のガチホとは?長期保有するメリット・デメリットを徹底解説

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この記事を書いた人

Takuma Oka Takuma Oka 外資系SEOスペシャリスト

SEO・AI・web3が大好きなWebマーケターです。フィリピン(マニラ)外資系企業で『日本人SEOスペシャリスト』としてフルリモート勤務。サイトM&AやKindle出版、Udemy講師の経験も。元航空自衛官。主に東南アジア諸国を拠点にしています。SEO歴は8年目です。趣味は、中国語の勉強とランニング。

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