こんにちは、元自衛隊のTAKUMA(@TAKUMA43330075)です。
自衛隊から、警察官へ転職を考えている人が多いようですが、正直タイトルにもある通りお勧めしませんね。
その理由は、以下です。
- 自衛官より採用試験が難しい
- 拘束時間は対して自衛隊と変わらない
- 給料は自衛隊よりは良いが大した差はない
- 基本的に、副業が禁止されているから(自衛官も同じ)
- 面白くないから!
警察官と自衛官を比べると、給料と休暇・拘束時間の面では警察官がいいようですね。
しかし、警察官は自衛官と同じく採用試験があるため、また試験のために勉学に励まなければなりません。
しかも、採用試験は自衛隊試験よりも難しく倍率も都道府県によっては10倍のところもあるぐらいですよ。
そして、一番の理由は「面白くないから!」これにつきますね。マジで。
今回は、このように自衛官から警察官へ転職を考えている人を思い止まらせるために、その理由について詳しく解説していきます。
目次
そもそも自衛官から警察官へ転職は可能

自衛官から、警察官への転職は可能です。
実際に、自衛官と警察官の仕事を詳しく比較してみると、以下のようになりますね。

前述しました通り、警察官の採用に関しては採用試験を各都道府県で受けなければならず、その倍率は7〜10倍と言われています。
また、自衛官は「国家公務員」ですが警察官になると「地方公務員」と同じ公務員でもカテゴリーが変わってきますよ。
その違いについては、以下の記事でご紹介してますのでここでは説明を割愛しますが、それほど警察官になるのは自衛官になるより難しいですよ。
また、実際には上の比較表を見てもらったらお分かりいたけますが、自衛官よりも警察官が条件は良いんです。
しかし、警察官の内部事情については詳しく知らないのでなんとも言えませんが、自衛隊は入隊後の職種で多忙かそうでないかが著しく変わってきますので、個人的に(どちらか選べ!)と言われたら自衛隊を選びますね。
自衛官から警察官への転職は有利

自衛官から警察官への転職は有利のように感じられますが、全く関係ありません。
実際、警察官採用に関しては「警察官採用試験」に合格しなければいけないのです。
そのため、元自衛官であろうと元消防士であろうと、試験に合格できないと採用されることはありません。
そう考えるとあなたが元自衛官であったからと言って、警察官になりやすいかというのは別問題なのです。
ただ、よく言われる自衛官から警察官への転職が多いのは事実で、毎年多くの方が警察官採用試験を受講されていますね。
ですが実際には自衛官と警察官では、業務内容も勤務内容も全く違うため覚悟が必要です。
- 警察官は自衛官と違い”超過勤務手当“が出る
- 警察官は、3日に1回は24時間勤務である
- 警察官は、危険な現場が沢山ある
- 警察官採用の際の試験勉強は辛い
自衛官から警察官へ転職をおすすめしない理由

- 自衛官より採用試験が難しい
- 拘束時間は対して自衛隊と変わらない
- 給料は自衛隊よりは良いが大した差はない
- 基本的に、副業が禁止されているから(自衛官も同じ)
- 面白くないから!
自衛官から、警察官への転職はマジで辞めた方がいいです。
そもそも、公務員という職業は副業が禁止されており、専門職が多いため辞めた後の潰しがあまり効かないんですね。
18歳から、自衛隊にお金を貯めるために数年入隊するならまだしも、自衛官から警察官に転職するのはちょっと意味が分かりません。
仮に、安定した職に就きたいからという理由なら、一般企業でもある程度は安定した生活が送れると思いますよ。
給料的にはあまり変わりませんし、もちろん会社によりますが、よっぽどそっちの方がスキルも身について良いかもしれません。
自衛官が転職するなら一般企業がまだいい

個人的に、おすすめするならIT系の会社に入ってweb系のスキル(WebライティングやWebデザイン、プログラミングなど)を身につけて、数年後には独立できるように将来設計を立てた方がいいと思います。
これが、警察官だと安定はしているもののぶっちゃけ楽しくないですよ。
自身で稼ぐスキルは身につきませんし、毎月決まった額しか給料が貰えませんし、もし転職した後に職場配置されたところの上司が嫌なやつだったらどうしますか?
一般企業なら、すぐにでもまた転職という手を打てますが、警察官に一度なるとそう簡単には行きませんからね。
自衛官におすすめする転職サイト!

警察官という選択が必ずしも、ダメなわけではありませんが人生はあなたが予想している以上に長いので視野を広く持って、他の自分にあった就職先を探してみましょう。
以下に、自衛官にお勧めできる転職サービスサイトを3つランキング形式であげていますので、自分にあったサービスを選んで探してみて下さい。
きっと、あなたにあった就職先が見つかると思いますよ。

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まとめ:自衛官から警察官への転職はおすすめしない!

国の調べによると、日本人の親の20%が子供に公務員になって欲しいと願っているようです。
その理由は、安定している職について欲しいという親心からきているんでしょうね。
しかし、公務員とは安定しているようで実は潰しが効かない職業の一つであり、どの職業よりも制約が厳しいです。
良いところばかりに目が行きがちですが、しっかりとデメリットにも目を向けて判断して下さいね。