グローバル展開しているサイトや、地域ごとにローカライズしたメディアにとって、「多言語対応のXMLサイトマップ」はSEOの重要な柱です。
Googleは自動でページの言語を判別する能力を持っていますが、明示的に伝えることで、より精度の高いインデックスとランキングに繋がります。
本記事では、多言語サイトのXMLサイトマップを正しく構築・送信する方法をわかりやすく解説します。
- XMLサイトマップは多言語コンテンツのインデックス促進に有効
- hreflang属性をXMLサイトマップ内で指定することで、地域と言語の最適な組み合わせをGoogleに伝えられる
- WordPressではAIOSEOやRank MathなどのSEOプラグインで多言語サイトマップを簡単に生成可能
- Search Consoleへの送信、robots.txtへの記載を忘れずに
なぜ多言語サイトにXMLサイトマップが必要なのか?
多言語サイトでは、国や地域によってコンテンツを翻訳・最適化し、異なるURLで展開するのが一般的です。
たとえば以下のようなケースが該当します。
https://example.com/(英語)https://example.com/ja/(日本語)https://example.com/fr/(フランス語)
これらをGoogleに「同じ内容のローカライズ版」として正しく伝えるには、XMLサイトマップでhreflang属性を使用する必要があります。
適切なhreflangの指定がない場合、誤った言語ページが表示されることがあり、直帰率が高まる原因にもなります。
XMLサイトマップとは?基本をおさらい
XMLサイトマップとは、検索エンジンに向けて、サイト内のコンテンツURLを一覧で提供するファイルです。

以下の情報を含めることで、クロールやインデックスがスムーズになります。
- URL
- 最終更新日(lastmod)
- 更新頻度(changefreq)※参考程度
- 優先度(priority)※Googleは無視する
さらに多言語サイトでは、<xhtml:link>タグを使って言語別のバージョンを関連付けることが可能です。
XMLサイトマップでの多言語設定(hreflangの記述例)
<url>
<loc>https://www.example.com/</loc>
<xhtml:link rel="alternate" hreflang="en" href="https://www.example.com/" />
<xhtml:link rel="alternate" hreflang="ja" href="https://www.example.com/ja/" />
<xhtml:link rel="alternate" hreflang="fr" href="https://www.example.com/fr/" />
<xhtml:link rel="alternate" hreflang="x-default" href="https://www.example.com/" />
</url>
このように、各言語のページを相互に参照させ、hreflang="x-default"でデフォルトページも明示します。
この構造をすべての言語ページで繰り返すことで、Googleに正しい言語関連性を伝えることができます。
WordPressでの多言語サイトマップの作り方
WordPressでは、以下のようなSEOプラグインを使うことで、多言語サイトマップを簡単に作成できます。
All in One SEO(AIOSEO)
- WPMLやTranslatePressと連携し、各言語のサイトマップを自動生成
/ja/sitemap.xml、/fr/sitemap.xmlのように言語ごとに出力- 投稿タイプやカテゴリ単位での除外設定が可能
- 無料版でも多言語サイトマップに対応(高度な機能はPro)
Rank Math
- PolylangやWPML、GTranslateと互換性あり
- hreflangの自動挿入が可能
- サイトマップ設定画面から細かい制御ができる
プラグインが不要な場合は、Google推奨のフォーマットに基づき、手動でXMLファイルを作成する必要があります。
XMLサイトマップ作成時の注意点
多言語サイトマップを作成する際には、以下の点に注意しましょう。
URLは完全修飾形式で記述
<loc>https://example.com/ja/page.html</loc>
相対パス(/ja/page.html)はNG。プロトコル付きの絶対パスで記載します。
hreflangは「相互参照」が必要
すべての言語ページで、他の言語を参照し合う必要があります。
片方向の記述だけでは、Googleは無視する可能性があります。
優先度(priority)はGoogleに無視される
クローラーの巡回順序やインデックスには影響しません。過信しないようにしましょう。
モバイルページとの併記が必要な場合もある
PC版とモバイル版でURLが異なる場合は、rel="alternate"で明示する必要があります。
ただし、レスポンシブ対応であれば記載不要です。
多言語XMLサイトマップの送信方法【Search Console編】
作成したXMLサイトマップは、Google Search Consoleから以下の手順で送信できます。
- Search Consoleにログイン
- 対象プロパティを選択
- 左メニューの「サイトマップ」をクリック
- サイトマップのURLを入力(例:
https://example.com/sitemap.xml) - 「送信」ボタンをクリック
送信後、Googleのクロール状況やインデックスステータスを確認できます。
多言語用の個別sitemap(/ja/sitemap.xml など)も、1つずつ送信可能です。
XMLサイトマップに関するよくある質問(FAQ)
hreflang属性はXML以外でも使える?
はい。HTMLの<head>内やHTTPヘッダーでも使用可能です。
ただし、XMLサイトマップで一元管理する方が更新と保守性に優れています。
CMSで自動生成されるサイトマップはそのままでいい?
WordPress 5.5以降では標準でsitemap.xmlが出力されますが、多言語に対応していない場合がほとんどです。
AIOSEOやRankMathなど、多言語対応のSEOプラグインの導入をおすすめします。
XMLサイトマップの分割は必要?
Googleの制限(50MB or 50,000URL)を超える場合は、インデックスファイル(sitemap_index.xml)で分割管理しましょう。
結論:多言語サイトにこそ、構造化されたXMLサイトマップが必要
多言語SEOにおいて、「XMLサイトマップ + hreflang設定」は極めて重要です。
特にWordPressで多言語展開している場合は、AIOSEOやRankMathを活用することで、サイトマップの生成と送信が効率化されます。
最後に、押さえるべきポイントを再掲します。
- hreflangはXMLサイトマップ内で明示しよう
- 各言語ページで相互参照を忘れずに
- Search Consoleで個別に送信&確認
- 不要なページは除外し、インデックス最適化を
正しく整備されたXMLサイトマップは、クロール精度の向上と国別SEO強化に直結します。
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